34歳の転職は難しいのか?仕事が決まらないリスクを抑えるための転職活動

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30代を過ぎると現場でトッププレイヤーとして活躍したり、管理職などを任されて部下を抱えている人も出てくる年齢です。
責任のある仕事を任されたりするので、社会人として最も脂の乗り切った時期だといえます。

そこで、さらなるステップアップのために、転職を考える人もいるでしょう。
35歳を過ぎると転職が難しくなると言われているので、34歳で転職活動を始める人が多いですね。

でも、30代以降の転職はリスクが高くなるので、なかなか行動に踏み切れなかったりします。
失敗をしないためにも、戦略的に転職活動を行うようにしてください。

35歳転職限界説は本当なのか?

転職業界では、「35歳転職限界説」というものがあります。
35歳を過ぎると転職が難しくなるという説で、ビジネスマンの間では昔からよく言われていることですね。

なぜこういったことが言われるのかというと、昔の求人情報誌などでは「35歳以下」といった年齢制限が書かれていることが多かったからです。

求人広告の定番フレーズになっていたので、「35歳以上は転職が難しい」といった噂が広まったのだと思います。

でも、平成19年10月に雇用対策法が改正され、求人の際に年齢制限を設けることが禁止されました。
なので、求人広告を見ても年齢についての記載は無くなっています。

35歳を過ぎても転職は可能

最近の転職市場の特徴として、すべての年齢で転職者が増えているという現状があります。
終身雇用の時代ではなくなっているため、昔よりも転職が一般化しているといった理由からですね。

また、企業側としても教育が必要な若い世代よりも、即戦力が期待できる30代以降を積極採用することが増えているようです。
なので、30代であっても、転職で不利になることは無いでしょう。

実際の転職者のデータを見ても、その傾向は明らかとなっています。
以下のグラフは、転職サイト「DODA」が発表した転職成功者の年齢割合です。

参照:DODA

2017年上半期においては、転職者全体で30~34歳が23.5%を占めており、35~39歳で13.7%の割合になっていますね。

30代全体では、37.2%を占める結果となっています。
全体の4割近くにもなるので、30代を過ぎても転職は不可能ではありません。

ただ、35歳を過ぎると上司が年下になったりするので、年齢的に敬遠する企業も少なからず出てきます。
ですから、34歳の内に転職してしまうのが、賢い方法だといえるでしょう。

30代で転職する前に考えるべきこと

変化を恐れる人は転職してはいけない

新卒で入社して34歳まで勤めたとすると、12年間のキャリアがあることになります。
10年以上も同じ会社で働いたなら、上司や同僚との関係性も築けているはずですし、仕事の流れも完全に頭に入っているでしょう。

でも、転職して新しい会社に入ると、それらがすべてリセットされてしまいます。
職場の人間関係も一から作り直す必要がありますし、業務フローも覚え直さなくてはいけません。

周りの状況がガラッと変わってしまうので、それがストレスになるという人は転職しない方が良いですね。

同じ会社に長く勤めるとマンネリ化してくるので、仕事がつまらないと感じてしまいがちです。
すると、特に不満も無いのに転職したいと考えるようになります。

それだと転職後に後悔することになりますから、自分が求めているものは何なのかを真剣に考えるようにしてください。
今が恵まれている状況だと気付くことができれば、転職をする必要はなくなるでしょう。

年収が下がる可能性も考える

年収アップのために転職を考える人は多いでしょうが、転職した直後は年収が下がることが大半です。
企業側としても、実際に働いていない段階で、高い報酬を提示するのは難しいからですね。

よほどのスゴイ実績を持っていて、転職後にも再現性があると認められない限り、いきなりの年収アップは難しいでしょう。
一般的には、転職してから実績を出していき、2~3年後に昇給されることがほとんどです。

30代前半だと、子供の進学や住宅ローンなどで、たくさんお金が必要になってくる時期だと思います。
そんな時に年収が下がると、家計が厳しくなってしまいますよね。

自分の家庭の経済状況を振り返ってみて、しっかりとライフプランを立てるようにしましょう。
数年間の年収ダウンに耐えられないなら、転職を諦めるという選択も必要になってきます。

安定して働ける会社かどうかを見極める

やりたいことがあって転職するとしても、その会社が数年後に倒産してしまったら意味がありません。
30代で何度も転職できませんから、会社の経営状態はしっかりと確認しましょう。

業績や市場動向、世の中の流れなど、多角的な目線で判断してください。
大手企業でも安心できる時代ではありませんので、会社のブランドだけで判断しないことが大切ですね。

また、労働環境にも気を付けなくてはいけません。
30代なら働き盛りで体力もありますが、40代・50代になると今のようにバリバリ働けなくなってしまいます。

肉体労働の職種だと、将来的についていけなくなる可能性がありますね。
なので、労働時間の長さや仕事の強度など、将来的に耐えられるものなのかを考えるようにしてください。

20代の内なら仕事一筋でも構いませんが、年を取ってからはそうもいきません。
理想的なワークライフバランスを実現できることが、30代以降の転職には必要なことだといえます。

34歳からの転職を成功させる方法

即戦力性をアピールする

企業が30代以上の人材に求めているのは、即戦力になることです。
20代前半までなら新卒と同様に教育をするのですが、30代を超えてくると丁寧に教育している暇はありません。

これまでに10年以上のキャリアがあるはずなので、それを活かしてすぐに戦力になってほしいと考えているわけですね。
「頑張って勉強します」といったスタイルでは、通用しないことを覚えておきましょう。

  • 今までどんな仕事をしてきたのか?
  • 仕事から得たスキルや経験は何か?
  • 入社後にどのような活躍ができるのか?

このようなことをアピールできなければ、企業から内定をもらうことはできません。

どんな仕事をしていても、何かしら得られるスキルはあるはずです。
そのスキルを活かして、企業に貢献できることをアピールしてください。

入社後にやりたいことを明確にしておく

企業は即戦力を求めていますが、「なぜ弊社を選んだのか?」という志望動機にも着目しています。
数ある企業の中からその会社を選んだわけですから、何かしらの理由があるはずですよね。

転職面接では、入社後にやりたいことを語れるようにしてください。
目的意識が明確であるほど、モチベーションが高い人間だと思ってもらえます。

【自己アピールの例】

私は、自動車メーカーのディーラーで営業マンをしております。
10年の営業経験から、接客術やコミュニケーション能力を学ぶことができました。

そして、マイホームを購入した経験から不動産営業に興味を持ち、御社を志望させていただきました。
これまでの営業経験を活かせると考えているので、不動産業界で自分の力を試したいです。

また、将来的には後任の育成にも興味を持っており、組織マネジメントの業務もやってみたいと考えています。
数年後には、御社の管理職として活躍するのが希望です。

こういった具体性のあるビジョンを伝えれば、それだけ本気度が高いと思ってもらえますよね。
「興味のある業界なので志望しました」と言うよりも、説得力は圧倒的に高いでしょう。

即戦力となるスキルと具体的なビジョンを語ることで、20代の応募者と比較されても負けることはありません。

在職中に転職活動を行う

転職活動を始める時には、仕事をしながら活動する方法と、会社を辞めてから活動する方法の2つのパターンがあります。

20代の内なら求人数も多いので、退職してから転職活動をしても困ることは無いでしょう。
どこの企業でも若い人材を欲しがっていますから、仕事が決まらずに途方に暮れるといったリスクは少ないです。

でも、30歳を過ぎてくると、そうはいきません。
先述の通り、企業は即戦力を求めているので実力が無いと採用されませんし、20代よりも求人数が少ないので選択肢が狭くなるからです。

半年以上も内定をもらえずに、貯金だけが減っていくといった状態になる可能性があります。

気持ちが焦ってしまうと、会社選びに妥協してしまいがちです。
自分の希望とは沿わない会社に入ってしまうなら、転職しない方がマシとなってしまうでしょう。

余裕をもって転職するために、今の会社で働きながら転職活動を進めることをおススメしますよ。
内定が決まってから退職手続きを進めて、スムーズに転職先へ入社できるように調整してください。

以上、34歳からの転職活動を成功させる方法を紹介しました。

30代を過ぎてからの転職は失敗できないので、かなり慎重に考えなくてはいけません。
後悔することの無いように、納得のいく結果を出せるようにしましょう。

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