大企業へ転職してキャリアアップするには?中小企業から大企業へ転職する方法

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大企業へ転職するには

ビジネス誌などで就職人気企業ランキングなどが毎年のように公開されますが、そこには名の知れた有名企業ばかりがランクインしています。
大企業ほど待遇が良い傾向にありますし、ステータス性も高いので人気があるようです。

そのため、転職するときにも、大企業を中心に狙いを定めている人が多いでしょう。
新卒時には第一志望の企業に入れなくても、実績を積んで中途採用で応募すれば入社できるかもしれません。

しかし、現実として大企業ほど競争が激しくなるので、内定をもらうことは容易ではないわけです。
他の応募者と差別化をしなければ、大手の企業に入ることは難しいでしょう。

今回は中小企業から大企業へ転職する方法について解説します。

大企業で働くのにはメリットがいっぱい

給与や福利厚生など働ける環境が優れている

そもそも、なぜそんなにも大手企業で働くことに憧れる方が多いのでしょうか。
それは、実際に大手企業で働くことに多くのメリットがあるからです。

まず一つに、基本的な待遇面が非常に高いことが挙げられます。
簡単にいうと、給与・福利厚生の水準が高いということですね。

中小企業庁の定義する中小企業とは、以下のようになっています。

資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は、常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人

引用:中小企業庁

つまり、裏を返すと大企業は資本金3億円以上、もしくは従業員300人以上の会社ということになります。
多くの社員を抱えるほど業績も安定していることで、その業績の恩恵を従業員に給与・福利厚生として還元できるということです。

中小企業と比べるとケタ違いに利益も多いですから、従業員の待遇や給与にも反映されています。

ブランド力があるので商材が売れやすい

そして、大企業であるということは、中小企業よりも遥かにネームブランドがあるということでもあります。
中小企業庁が発表した「2017年版中小企業白書 概要」によると、日本の99.7%は中小企業です。

そのため、大企業であるというだけで希少価値が高く、有名となるのは自然な流れでしょう。
ネームブランドがあるということは、一般消費者にも安心感を与えます。

その結果、消費者心理として、名前が有名=商品としても信頼できると思い、同じような商材だとしても大企業の商材のほうが売れやすくなっているわけです。

もしあなたが営業・商品企画などに従事していれば、より大きな企業の社員であるほど商品は売れやすく、成果も出しやすいという大きなメリットを享受できます。

安定性が高く家族が安心してくれる

大企業で働いているというだけで、世間から一定の評価を得ることも可能です。
先述したように、大企業は日本社会でわずか0.3%。つまり大企業に勤めているだけで、一定の希少価値があります。

また、大企業は経営の安定性が高く、よほどのことがない限り潰れることもありません。
一定の生活水準を保ち続けられることが保証され、世間体もいいということで、家族は安心して毎日を過ごすことができます。

心理的安全は日々の生活を充実させるので、良い家庭を築く上でも大企業で働くことはメリットが大きいのです。

上流工程の仕事なのでスケールが大きい

また、大手企業で働くということは、仕事の規模も大きくなります。

一般的に、中小企業の仕事というのは、大手企業が受注した仕事の下請けです。
たとえば、新しい車種の車を作る仕事が合ったとして、中小企業に回ってくる仕事は車の部品を作る仕事ですね。

しかし、大企業は車そのものを作る仕事を受注しているため、そもそもの車のコンセプトを決めたり、作られるであろう数十万〜数百万台の車を市場でどう売っていくのかなど、非常にスケールが大きい仕事をすることになります。

スケールが大きいということは、つまりやり甲斐も大きい仕事であり、大企業で働くほどそういった壮大な仕事にも携わることができるわけです。

次の転職でも大企業に応募することができる

大企業の中途採用というのは、基本的には職務経歴書が綺麗な人を好みます。
「学歴」「転職回数」「前職の会社の規模」など、一般的に優秀で真面目そうな人が入社する傾向にあるのです。

そのため、大企業で働いていたということは、次に転職する際にも大企業に採用される確率が高まります。
つまり、一度大企業に入ることができれば、転職時も大企業に入り続けられるという良いサイクルが生まれるのです。

将来のキャリアプランを考える上では、大企業へ入ることは非常にメリットがあるといえるでしょう。

大企業にもデメリットはある

仕事が細分化されているので限られた仕事しかできない

このように、大企業には誰もが羨む多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。

まず一つが、任される仕事の幅です。
先述したように、大企業が携わる仕事のほとんどがスケールの大きいものばかりのため、組織はその仕事を大人数で効率よく完了させるために最適化されています。

その結果、仕事は非常に細分化されており、一人ひとりが決められた小さな範囲の仕事を完結し、全員の仕事の成果が集まって大きな仕事になるように仕組み化されています。

組織として効率よく成果を出すという観点からは素晴らしいのですが、個人としての仕事は不満が溜まる人もいるのは事実です。

スケールの大きい仕事に携わっているという満足感はあるものの、実態はその仕事全体のほんの一部の業務に関わるだけとなります。

理想と現実のギャップに悩まされ、大企業で働くことにやり甲斐を感じられないと思っている人も一定数いるのです。

年功序列の評価制度でスピード出世が難しい

多くの大企業は未だに年功序列のため、若くしてどんな実績を残そうとも、例外になるような出世は見込めません。

20代には20代の出世コース、30代には30代の出世コースがあり、30代で部長になるなどのスピード出世はまずないでしょう。

ほとんどの大手企業の社長が50代後半、早くても50代前半であることを見ても、この流れが大幅に変わることがないと分かります。

ベンチャーや中小企業だと、20代の内から管理職を任されたりすることもあるでしょう。
不安定な仕事ですがスピード感があるので、実力がある人は中小企業の方が早く出世できる可能性が高くなります。

マイペースでキャリアを考えている人なら良いですが、早く結果が欲しい人には大企業で働くことは向いていないと思いますね。

何をするにも承認が必要で新しいことが受け入れられにくい

大企業は規模が大きいがゆえに、様々なルールを設けることで成り立っています。
数百、数千、数万の従業員を事細かに管理して仕事を行うことは現実的ではないため、厳格にルールを定めざるを得ないのです。

そのため、何をするにも承認が必要となります。
特に、何か新しいことを始めようとなるときは、新しいことを受け入れるためのルールを更に作る必要が出てくるため、そのコストに見合ったものなのかという厳しい審査の目が入るわけです。

なぜなら、すでにそれなりの基盤を築いている大企業にとっては、現状維持をしていることが最も大切で、何か新しいことを取り入れたときの変化をする必要性が薄れているからですね。

積極的に新しいことをしたいと思っても実現できないので、アグレッシブな人は大企業で働くことに窮屈さを感じるかもしれません。
大企業ではルーティンワークが基本ですから、新鮮味のある刺激は少ないです。

ベンチャー企業でキャリアアップする方法もある

個人の裁量が大きいので自分でビジネスを回すことができる

必ずしも全ての人に大企業が合っているかというと、そうではありません。
特に、先述したような大企業のデメリットに「どうしても合わない!」と感じている方には、ベンチャー企業でキャリアアップをするという選択肢も考慮に入れるべきです。

その理由の一つに、ベンチャー企業であれば個人の最良が大きいので、自分でビジネスを回すことができることが挙げられますね。

もし大企業で新規事業を始めるとした場合、経営企画、経理、商品企画、営業など、あらゆる仕事が分断され、担当に割り振られていきます。

しかし、ベンチャー企業であれば、これらの仕事を完全に一人で回すこともあるのです。
もちろん、ものすごく多忙ではありますが、ビジネスを作るという経験はキャリアにおいて非常に希少性が高いですし、何よりやり甲斐も段違いに大きいでしょう。

細分化された仕事にやり甲斐を感じられないというタイプであれば、ベンチャー企業で一人でビジネスを回すという仕事は非常に相性がいいのです。

何でも自分でやるため専門外のスキルが身に付く

先述したように、ベンチャー企業ではビジネスを作るためにどんな仕事であろうと取り組まなければならないため、思いもよらない専門外のスキルが身につくこともメリットです。

たとえば、財務・経理などの数値周りはビジネスを作っていく上で非常に大事な要素になるため、否が応でも身についていきます。
他にも、新規商材を作る際は、他社の特許を侵害しないかなど、法務の知見も身についていくでしょう。

このように、スキルが身につくことで市場価値が上がり、また仕事をしていくなかで自分でも考えもしなかった新しいキャリアが見えてくる可能性もあるなど、派生的に大きなメリットがあるのです。

結果を出せば短期間で役職に就くことも可能

ほぼ全てのベンチャー企業は、評価制度は実力主義です。
年齢や社歴などは一切関係なく、成果を出した人が正義となります。

その結果、成果次第では入社から短期間で役職に就くことも可能です。
20代で部長になるというケースも全く珍しくなく、若いころから大きな裁量を持って働きたいという方にはベンチャー企業の評価制度がとてもしっくりくると思います。

大企業へ転職してキャリアアップするには?

新卒をメインに採用するので中途採用は数が少ないことを知っておく

やはり、総合的に見れば、大企業に転職することのメリットが多いのは事実です。
そこで、実際に大企業に転職してキャリアアップをするにはどうすればいいのでしょうか。

そもそも大企業の採用傾向としては、その多くが新卒採用です。
中途採用の数は基本的に少なく、狭き門となっています。

転職サイトに求人が掲載されることは稀ですし、あったとしても相当数の応募が殺到して競争が激しくなるでしょう。
数少ない狭き門をどう突破するのかという、入念な準備をする必要があることを肝に命じておいてください。

縁故採用が多いためコネクションがあるなら積極的に利用する

また、大企業はベンチャー企業と違いシビアな実力主義ではない分、縁故採用も非常に多く行われています。
先述したような「綺麗な経歴」を好む傾向にあることから、信頼できる社員からの紹介、つまり優秀な社員と同じ系統である縁故採用を好意的に受け止めているのです。

なので、もしあなたに大手企業社員とのコネクションがある場合は、積極的に利用しましょう。
この場合、応募者自身の経歴も重要ですが、より重要なのは紹介元の経歴です。

役職が上であればあるほどその紹介は力を持ち、あなたの経歴に関係なく採用される可能性が高いため、より上の役職のコネクションを活用することが重要です。

高い専門性が求められるのでスキルを証明するエピソードを用意する

もし、一般枠として応募する場合、高い専門性を求められることとなるでしょう。
基本的に大企業は離職率が低いため、中途採用を行うことが少ない傾向にあります。

そのため、もし募集をかける際は、退職をした前任者の穴を埋める形となるため、その人と同等のスキルが求められるわけです。

また、仕事が細分化しているというように、仕事の幅は狭いものの、その狭い幅での仕事の習熟度が高く、スキル自体は高いものを求められるのです。

そのため、あなたの高いスキルを証明するエピソードをいくつか用意しておくようにしましょう。
大手企業の面接は値踏みをしてくるような側面もあるため、様々な角度から根掘り葉掘り質問をされることを想定し、エピソードは一つではなく複数用意しておくことをオススメします。

さらに、エピソードには数値やプロジェクト名など、より実績がリアルに想像できるような要素を盛り込んでおくことが重要です。

中小企業で管理職を経験すれば大企業へ転職しやすい

また、中小企業から大企業に転職を考えているなら、中小企業の在籍時代に積極的に管理職を経験することをオススメします。

リクルートマネジメントソリューションズが3年ごとに実施している「新人・若手の意識調査」によると、管理職になりたい人の割合は2010年から継続して減少傾向にあるようです。

管理職になりたい人の割合は、2010年が約56%、2013年は45%、2016年が約32%と3年ごとに10%以上ずつ減ってしまっています。

つまり、大手企業でも管理職希望者や、管理職経験者が減少傾向にあるため、実際に中小企業で管理職を経験している人材というのは大企業であろうとも人材価値が高いのです。

マネジメント能力はどんな企業でも求められるので、身に付けておいて損はありません。

大企業への転職なら転職エージェントを利用しよう

これまでお伝えしたように、大企業は離職者が少ないために求人が出ることは滅多にありません。
中途で人が欲しい時にも数名の募集になるため、縁故採用などで済ませることが多いわけです。

新卒を採用して育てることを重要視しているので、中途採用に力を入れていない企業が多いという理由もありますね。
そういった理由から、大企業へ転職することは非常に難しいといえるでしょう。

なので、転職エージェントを利用することをおススメします。
全国の大企業と深いパイプを築いているので、一般には出回らない非公開求人を紹介してもらうことができるわけです。

大企業も中途採用では転職エージェントの紹介を利用することが多いため、かなり有名な企業の求人が多く集まっています。
自分で転職サイトを探しても見つからない案件ばかりですから、大企業への転職を考えている人は絶対に利用するべきです。

以下のエージェントは、実績が豊富なので当サイトでも人気があります。
無料で利用できますから、ぜひ使ってみてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手のリクルートエージェントです。
人材業界で50年以上もの実績があるため、全国の様々な企業と太いパイプを築いています。

保有している求人の90%が非公開となっており、その数は10万件以上です。
業界でもトップクラスの求人数ですから、自分に合った企業と出合える可能性は高いでしょう。

また、キャリアアドバイザーの質が高いのも特徴ですね。
全国に470名のアドバイザーが在籍しており、各業界・業種に精通している人材が豊富です。

最新の業界情報や転職動向にも詳しいですし、過去に膨大な転職実績もあるので、的確にキャリア相談に乗ってもらえます。

土日祝や平日20時以降も対応可能なので、仕事が忙しくても利用できますよ。
リクルートエージェントは、確実に登録しておいてください。


type転職エージェント

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type転職エージェントは、人材紹介業で20年以上の実績を誇る株式会社キャリアデザインセンターが運営しているエージェントです。
東証一部上場企業ですから、幅広い業種の企業と繋がりがあります。

特徴としては、転職者の71%が年収アップに成功していることですね。
キャリアカウンセリングによって、応募者の強みを的確に理解して、能力を活かせる企業を紹介することで年収アップを実現しています。

転職によって年収が下がる人は多いのですが、type転職エージェントを利用すればキャリアアップを実現できるでしょう。

保有する求人の80%が非公開求人となっており、かなり条件の良い優良企業の求人がたくさんあります。

自分で転職活動する上では絶対に見つからない企業と出合えるので、それだけでも利用価値は高いですよ。

特に、関東の一都三県の求人に特化しているので、一流企業の求人が多いのが大きなメリットです。
キャリアアップを考えているなら、登録しておきたいエージェントだと言えます。

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