転職面接で語るべきキャリアビジョンとは?具体的なキャリアビジョンの回答例

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転職の面接では、今後のキャリアビジョンについて聞かれることが多いです。
自分が何を目指していて、どのようなプロセスで進むのかという計画のことですね。
すぐに答えられないと、無計画な人間だと判断されてしまいます。

逆に、あまりにも非現実的なビジョンを抱いても、身の程知らずとしてマイナスイメージを持たれてしまうでしょう。
自分のスキルや業界の将来などを加味した上で、違和感のないビジョンを持てるようにしてください。

ここでは、キャリアビジョンの作り方について紹介します。

キャリアビジョンとは何か?

将来のイメージを具体的にすること

キャリアビジョンとは、自分の目指す理想像について具体的にすることです。
1年後・3年後・5年後・10年後など、期間を区切って中長期的な目標について考えていきます。

あくまでも目標なので、実現できるかどうかは問題ありません。
将来をどれだけ前向きに考えていて、具体的なプランを描けているかが問題になるわけです。

ただ、「世界一の億万長者になる」といった、非現実すぎるビジョンだと単なる絵空事で終わってしまいます。
そのための計画があれば良いのですが、根拠のないビッグマウスしか語れないと、自分の評価を落とすことになるでしょう。

具体的なキャリアビジョンを持っている人は少ない

「gooリサーチ」と「All About」による共同調査で、キャリアプランについてのアンケートが行われました。
それによると、具体的な目標を決めて実現するためのプランを考えている人は、13.8%となっています。

半数以上の人は、漠然とした目標持っているだけなんですね。
何も考えていない人も、3割ほどいるようです。

転職面接でも具体的なキャリビジョンを語れる人が少ないということですし、周りと差を付けるためには明確なビジョンを持つことが大切だと言えます。

そして、何年先までプランを考えているかというアンケートでは、3年後・5年後という結果が多かったですね。

一般的に、面接で聞かれることが多いのは、5年先のビジョンです。
10年以上先だと予測が難しいですから、3年とか5年先というのは現実的なビジョンが持てる年数だといえるでしょう。

キャリアビジョンを考える時には、これくらいの年数を目安としてください。

ワークライフバランスを大切に

キャリアビジョンは、何も仕事だけに捉われるものではありません。
最近は、ライフキャリアという概念が根付いてきており、仕事と生活とを調和させて双方を充実させるという考え方が広まっています。

家事や育児、趣味などの時間を大切にすることで、仕事にも意欲的に取り組むことができるということですね。

これは、政府が推奨している考え方なので、これからもっと広まっていくはずです。
国としては、以下のような社会を目指すと発表しています。

  1. 就労による経済的自立が可能な社会
  2. 健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
  3. 多様な働き方・生き方が選択できる社会

引用:内閣府

なので、仕事だけに偏ったビジョンではなく、自分や家族の生活も含めた人生設計としてキャリアビジョンを考える必要があるわけです。
そうすれば、現実的で具体的なビジョンが描けますし、達成するための意欲も湧いてくるようになります。

説得力も高くなるので、面接で話したときに採用担当者にも響きやすいでしょう。
仕事もプライベートも含めて、自分の理想となるビジョンを考えるようにしてください。

キャリアアップのためにもビジョンは必要

将来的に出世してキャリアを伸ばしていきたいなら、ビジョンを持つことは絶対に必要です。

キャリアビジョンは、これから仕事をしていく上での地図となります。
その地図を頼りに進んでいくことで、迷うことなく目的地へ到着することができるんですね。

また、常に頭の中にゴールを意識するようになるため、必要な情報や人脈などが入ってきやすくなります。
不意に巡ってきたチャンスを活かすことができ、成功の可能性を高めることができるでしょう。

一方、明確なビジョンを持っていないと、進むべき道が見えなくなります。
行き当たりばったりで行動することになるので、無駄に遠回りをしてしまったり、ゴールへたどり着けなくなる可能性が高いです。

自分が何をしたいのかが見えなくなりますから、キャリアに一貫性が無くなって何も得られなくなるかもしれません。

転職面接で評価されるキャリアビジョンの描き方

少し高めの目標設定にする

自分の実力よりも、少し高い目標を設定しましょう。
志が高い方が、採用担当者にやる気をアピールすることができます。

目標が低すぎたり、堅実すぎたりすると、インパクトがありませんしビジョンを立てる意味がありません。

「人並みの生活がしたいです」といったビジョンだと、一緒に仕事がしたいと思われませんよね。
やっぱり、意欲的で向上心が高い方が、どんな企業からも喜ばれるわけです。

なので、高めの目標を設定することで、自分のアピールに繋げるようにしてください。

「いつまでに何を達成するのか」が大切ですから、明確な期限を区切るようにしましょう。
3年後にどうなっていたいか、5年後にどうなっていたいか、といったことですね。

マイナス面にもフォーカスする

徹底的に自己分析を行って、自分の強みと弱みを明確にしてください。
強みと弱みについて、数年後にどうなっているかを考えることも大切です。

多くの人は、自分の強みを伸ばすことを考えます。
これは大切なことですし間違いではありませんが、キャリアビジョンとしては弱みを補うプランを作るようにしましょう。

  • 5年後に弱みを克服できているか?
  • 弱みを克服するためにできることは何か?
  • 強みで弱みをカバーできるかどうか?

こういったところまで考えられると、抜けの無い完璧なビジョンに近づくはずです。
自分の弱みを知っているのは、客観的に分析ができているということですし、採用担当者に分析力をアピールすることにもなります。

具体的な行動計画に落とし込む

目標と伸ばしたいスキルが決まったら、それを達成するための行動計画を立てるようにしましょう。
5年後の目標を達成するために、1年目は○○をする、2年目は●●をする、といった風に、行動に落とし込んでいくわけです。

ここまでやって初めて、キャリアビジョンが実現可能なものとして見えてきます。
行動計画が無ければ机上の空論で終わってしまうので、どんな行動ができるのかを考えるようにしてください。

具体的なプランが決まっていれば、履歴書にも自己アピールとして書くことができます。
面接で聞かれたときにも即答できるので、詳細に考えておきましょう。

キャリアビジョンの具体的な回答例

マネジメントをテーマとしたビジョン

入社して1年目は、仕事を覚えることが先決だと考えております。
その際に、指導いただいた先輩や上司の方の言動をしっかりと観察し、自分が部下を持った時に活かしたいです。

5年後の目標としては、自分の組織を持って後輩の育成に力を注ぐつもりです。
そのために、部下を統率するマネジメント力や意思疎通を図るためのコミュニケーション能力を磨いていきます。

まずは、個人でもしっかりと結果を出し、3年目までには小さなチームを持ちたいと思います。
少しでも早く管理職に昇進して、部下から信頼される上司になりたいです。

専門スキルを高めることをテーマとしたビジョン

前職では、エンジニアとしてC言語が専門でした。
さらに自分のスキルを高めたいと考えて、上流工程を経験できる御社を志望しました。

5年後の目標としては、C言語をマスターしつつ、JavaやPHPなどの他の言語も実務レベルまで身に付けることです。

C言語以外は未経験という弱点があるのを自覚しているので、週末にスクールへ通って学習をしています。
まずは、年内にJavaの基本をマスターする予定で、これから習熟度を高めていきたいです。

ゆくゆくは、あらゆる言語を使えるエンジニアになりたいと思っています。

独立起業をテーマとしたビジョン

子供のころから社長になるのが夢なので、将来は独立したいと考えています。
御社のコンサルティング業務を通して、色々な業界について自分の目で見たり、経営学を学びたいです。

ただ、御社を踏み台にするということではなく、しっかりと貢献して重要なポジションに就きたいと思います。

5年後の目標としては、御社で出世をして管理職に就いていたいです。
自分の部下を管理してマネジメント能力を養いつつ、コンサルタントとして一目置かれる存在になるという目標があります。

そういった経験を積んで、10年後には独立して起業したいです。
とにかく結果を出すことが大切なので、入社させていただけるなら身を粉にして働きたいと思います。

キャリアビジョンが浮かばないなら転職エージェントを利用する

面接で評価されるキャリアビジョンは、その業界の将来性に則している必要があります。
たとえば、「業界を盛り上げたい」というビジョンを持っていても、その業界が斜陽産業であれば矛盾してしまいますよね。

マトモに考えていないと思われるので、逆に印象を悪くしてしまうでしょう。
なので、業界動向を正確に理解した上で、それに合ったビジョンを考えなくてはいけません。

特に、異業種への転職を考える場合には、注意が必要です。
知らない業界だと将来性なども分かりづらいので、的を得たビジョンを語ることは難しいと思います。

そのため、転職エージェントに相談をして、キャリアビジョンに矛盾が無いかを確認する必要があるでしょう。
それぞれの業界に詳しいキャリアアドバイザーがいるので、客観的な視点からビジョンについて評価してもらえるわけです。

面接で評価されるビジョンなどもレクチャーしてもらえるため、相談しておいて損はないと思います。
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