ハローワークはブラック企業ばかり?ハローワークで転職を成功させる方法

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仕事探しの定番としては、ハローワークがありますよね。
厚生労働省が設置する行政機関であり、全国に出張所も含めて544ヵ所も設置されています。

年間で550万人以上の求職申し込みがあり、平成27年の就職者のうち16.7%がハローワークの利用者です。
日本最大の職業紹介事業所だといえますね。

ただ、企業は無料で求人を掲載できるため、零細企業やブラック企業の求人が多いという噂もあります。
優良な求人が無いと諦めて、ハローワークを使わないという人もいますね。

しかし、ハローワークには全国で1,000万件近くの求人が集まるので、その中には自分が求めている仕事があるはずです。
ハローワークを上手く使えば、転職活動を成功させることができるでしょう。

ハローワークにブラック企業が多いといわれる理由

ハローワークは行政機関のため、企業は無料で求人を出すことができます。
一方、転職サイトや転職エージェントで求人を募集すると、100万円以上のコストがかかるんですね。

企業からすると採用コストを減らせるので、ハローワークはありがたい存在です。
特に、常に人材不足のブラック企業は、無料で掲載できるハローワークを積極的に利用します。

だから、資金力のない会社や待遇の悪い会社の求人が集まりやすくなってしまうわけです。

もちろん、大企業やホワイト企業の求人もあるのですが、それ以上にブラック企業が多いために埋もれてしまいます。

また、ハローワークの求人欄には書くことが制限されるので、差別化しにくいという特徴があります。

優良企業であっても魅力を十分に伝えられず、求職者がスルーしてしまうことが多いです。

しかし、常に求人を出すブラック企業は慣れているので、キャッチーな言葉を使って魅力的に見せる術を知っています。

求人だけを見るとブラック企業の方が優良に見えてしまうため、騙されてしまう求職者が多くなるんですね。

こういった理由から、ハローワークにブラック企業が多いような印象を与えてしまいます。
でも、実際には優良企業の求人もありますから、正しい見極め方を知っていれば就職することは難しくありません。

ハローワークのメリットについて

地域密着型の求人が集まる

ハローワークは全国の都道府県に設置されていますが、その地域の地元企業の求人が多く集まっています。

これは、求職者に引っ越しの負担のない求人を紹介するべきだと、職業安定法で定められているからです。

転職サイトや転職エージェントだと、大都市圏の求人が中心なので、地方転職者に向いていない側面があります。

なので、UターンやIターンなどで地方での転職を目指すなら、ハローワークを利用すれば多くの求人を集められるでしょう。

ネットから検索できるので、他県の求人も簡単に調べられますよ。

求人数が豊富

ハローワークには、全国544ヵ所の事業所で求人を集めているので、1,000万件近くの求人数があります。
それらを全てネット検索できますから、転職サイトなどと比べるとケタ違いの情報を得ることができるわけです。

これだけの量があれば、自分に合った会社が必ずあるでしょう。
都市圏や地方を問わず求人を選び放題なので、自分の可能性を広げることにもつながります。

選択肢の多さは大きなメリットですから、それだけでもハローワークを利用する価値はありますね。

社会保険などに加入している会社ばかり

ハローワークに求人を掲載するには、労働基準法に順守している必要があります。
なので、健康保険や年金、雇用保険などの社会保険が完備している会社しか掲載されていません。

零細企業やブラック企業の中には、社会保険がなく従業員に自費で加入させているところがあります。

そういった会社だと万が一の時の保障がありませんから、常に不安を抱えて仕事をすることになるでしょう。

でも、ハローワークの求人には、社会保険がしっかりしている会社ばかりなので、安心して応募することができますよ。

相談員のカウンセリングが受けられる

全国に15,000人以上の転職相談員がおり、転職活動におけるカウンセリングを受けることができます。

  • 客観的な自己分析による適性判断
  • これからのキャリア相談
  • 失業保険などの手続き
  • パソコン技術などの職業訓練

一人での転職活動に不安を感じる人であれば、色々なことを相談できるので心強いでしょう。

自分では気づかなかった適性を知ることができたりするので、これからキャリアを作っていく中での指標になるはずです。

また、求人の内容について、企業に問い合わせて確認してもらうこともできます。
悪質な企業だと嘘の内容を記載していたりするので、その真意を確認することでブラック企業に入るリスクを抑えられますね。

無料で相談できるので、疑問点をすべて解決できるでしょう。

不採用の理由を知ることができる

転職サイトなどで企業へ応募すると、不採用になっても理由まで教えてもらうことはできません。
問い合わせたとしても、「選考内容は非公開です」と言われてしまうだけでしょう。

何が悪いのか分からなければ、問題を抱えたまま転職活動を続けることになります。
それだと、いつまでも内定をもらえない結果となりがちですね。

でも、ハローワーク経由の応募なら、相談員が企業に問い合わせてくれるので、ダメになった理由まで教えてもらえるわけです。
自分の問題点が明確になれば、それを改善して次につなげることができます。

不採用が増えるごとに自分を改善できるので、短期間で転職に成功できる可能性が高いです。

ハローワークのデメリット

求人内容と実際の仕事に差異があることが多い

ハローワークの求人は、一般の転職サイトに比べて審査が甘くなっています。
最低限の基準さえ満たせば掲載できるので、仕事内容や労働条件などを偽る会社も少なくありません。

「事務職」と書いてあるのに営業職をやらされたり、「残業なし」と書いていてもサービス残業ばかりといったこともあるようです。

ブラック企業が多いと感じるのもこのためで、求人の内容とのギャップが大きすぎて戸惑ってしまうことがあるでしょう。

なので、求人内容を精査して、正しい現状を見極めるスキルが求められます。
ハローワークで優良な求人を見分ける方法は、後述するので参考にしてください。

相談員のクオリティーに差がある

ハローワークでは転職のカウンセリングを受けられますが、その相談員の対応に個人差があります。
転職エージェントでは社内教育を徹底しているので一定のクオリティーが保たれますが、ハローワークではそこまでのシステムが整っていません。

業界情報の知識に乏しかったり、不愛想な対応をされたりなど、まともなカウンセリングを受けられない可能性がありますね。

良い相談員に出会えるかどうかは運次第なので、マメにハローワークに通って色々な人と話すことが大切です。

自発性が求められる

転職サイトだとスカウトメールが送られてきますし、転職エージェントだとキャリアアドバイザーがサポートをしてくれます。
受け身の姿勢であっても、転職活動を進められるわけですね。

一方、ハローワークでは自分で求人を探さないといけませんし、相談員と話し合って応募するかどうかを検討する必要があります。
自発性が求められるので、意志の弱い人だと挫折するかもしれません。

自分で計画を立てるのが好きな人には向いていますが、自己管理ができない人だと思うように転職活動が進まない可能性があります。

求人票の情報量が少ない

一般の転職サイトだと、情報量が多くて写真も掲載されているので、どんな会社なのかが分かりやすいですよね。
職場の人の声なども掲載されていて、自分が働いた時のことをイメージすることができます。

一方、ハローワークの求人フォーマットは、かなり質素で情報量が少ないです。
なので、具体的な仕事内容や待遇などがイメージしづらくて、求人の判断が難しいことがあります。

また、職場の写真や会社の外観といった画像も無いので、どういった会社なのかが分かりにくいですね。
自分の想像と実際の仕事にギャップがあるかもしれないため、慎重に求人を選ばなくてはいけません。

ハローワークで優良な求人を見分けるための方法

求人票を鵜呑みにせず相談員に確認をする

ハローワークで求人を検索すると、良さそうな会社がいくつか見つかるはずです。
自分の求める条件を指定して検索できるので、比較的簡単に求人をピックアップすることができるでしょう。

でも、すぐに応募するのはやめてください。
先述の通り、求人票の内容が正しいとは限らないため、自分のイメージとかけ離れている可能性があるからです。

求人票を印刷して窓口へ持っていき、内容を確認してもらいましょう。
職員が会社に電話をして、求人票の内容に間違いがないかどうかをチェックしてくれます。

これをやっておけば、自分のイメージとのギャップを無くすことができるでしょう。

常に求人を掲載している会社を避ける

長い期間にわたって同じ求人を出し続けている会社は、ブラック企業である可能性が高いです。
離職率が高いと常に人を集める必要があるので、求人を出し続けないといけないわけですね。

無料だから掲載し続ける会社もありますが、必要もないのに面接の問い合わせが来るのは面倒でしょう。
普通の会社であれば、人材が揃えば求人の掲載を止めるはずです。

良い求人を見つけたらハローワークの職員に、いつから求人を掲載しているかを調べてもらってください。
掲載期間が半年を超えているなら、応募は避けた方が良さそうです。

ネットで会社の情報を調べる

良い求人が見つかっても、すぐに応募してはいけません。
求人票では良さそうに見えるかもしれませんが、職場の人間関係や待遇などに問題があったりします。

転職会議」や「Vorkers」など会社の口コミサイトがあるので、そこで企業の生の声を調べてください。
実際に働いている社員が書き込んでいたりするため、かなりリアルな情報を得ることができますよ。

ただ、誰でも書き込めるサイトですから、デマの情報も少なくありません。
完全に信じるのは問題ですが、参考にするのは良いでしょう。

そして、会社のホームページにも必ず目を通してください。

企業理念や代表メッセージなどを読めば、大体の企業体質を予測することができます。
「夢」「やりがい」など抽象的な言葉が多く並んでいると、ブラック企業である可能性が高いです。

社内や従業員の写真などを確認して、自分が馴染めそうな会社なのかを見分けることも大切ですね。

求人を出したばかりの企業を狙う

最近になって出たばかりの求人は、優良企業である可能性が高いです。
ホワイト企業は好待遇なので、社員の定着率が高くて滅多に退職者が出ません。

なので、ハローワークの窓口で、出たばかりの求人を見せてもらうようにしてください。
過去の求人履歴を聞くこともできますから、その会社がどれくらいのペースで求人を出しているのかを調べることも大切ですね。

あまり求人を出していない企業なら、かなりの狙い目でしょう。
すぐに定員が埋まってしまう可能性があるので、早目に応募するべきです。

ハローワークと転職エージェントを併用しよう

ハローワークだけでも仕事を見つけることができますが、転職エージェントも利用したほうが成功する可能性が高いです。

転職エージェントでは、一般には出回らない非公開求人を紹介してもらえます。
ハローワークにも掲載されていない求人ですから、かなり優良な会社に出会える可能性が高いです。

求人の審査も厳しいので、ブラック企業を紹介されることもありません。

また、専任のキャリアアドバイザーが付いてくれて、以下のような転職のサポートもしてくれます。

  • 今後のキャリア相談
  • 求職者に合う非公開求人の紹介
  • 企業に合わせた応募書類の作成・面接対策
  • 面接スケジュールの調整
  • 給与や待遇などの条件交渉
  • 選考結果のフィードバック

求人の紹介から面接のセッティングまでしてくれるので、自分では何もする必要はありません。
特に、仕事をしながらの転職活動なら、エージェントを積極的に利用するべきです。

ハローワークで良い求人に出合えない場合は、転職エージェントに相談してみてください。
自分の適性に合った求人を紹介してもらえるはずです。

以下のエージェントは、実績が高いので自信をもっておススメできます。
ぜひ登録してみてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手のリクルートエージェントです。
人材業界で50年以上もの実績があるため、全国の様々な企業と太いパイプを築いています。

保有している求人の90%が非公開となっており、その数は10万件以上です。
業界でもトップクラスの求人数ですから、自分に合った企業と出合える可能性は高いでしょう。

また、キャリアアドバイザーの質が高いのも特徴ですね。
全国に470名のアドバイザーが在籍しており、各業界・業種に精通している人材が豊富です。

最新の業界情報や転職動向にも詳しいですし、過去に膨大な転職実績もあるので、的確にキャリア相談に乗ってもらえます。

土日祝や平日20時以降も対応可能なので、仕事が忙しくても利用できますよ。
リクルートエージェントは、確実に登録しておいてください。


type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェントは、人材紹介業で20年以上の実績を誇る株式会社キャリアデザインセンターが運営しているエージェントです。
東証一部上場企業ですから、幅広い業種の企業と繋がりがあります。

特徴としては、転職者の71%が年収アップに成功していることですね。
キャリアカウンセリングによって、応募者の強みを的確に理解して、能力を活かせる企業を紹介することで年収アップを実現しています。

転職によって年収が下がる人は多いのですが、type転職エージェントを利用すればキャリアアップを実現できるでしょう。

保有する求人の80%が非公開求人となっており、かなり条件の良い優良企業の求人がたくさんあります。

自分で転職活動する上では絶対に見つからない企業と出合えるので、それだけでも利用価値は高いですよ。

ただ、関東の一都三県の求人に特化しているため、地方での転職を考えている人には向いていません。
首都圏での転職を希望する人は、ぜひ利用してみると良いでしょう。

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