転職フェアの服装はスーツか?私服か?初めての転職フェアで知っておくべき知識

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転職フェアの服装

これから転職を考えている人に向けて、転職フェアというイベントがあります。
電車の中吊り広告などで見かけることが多いので、社会人であれば言葉くらいは聞いたことがあるでしょう。

色々な企業担当者と直接話せる場ですから、ネットでは得られない情報を仕入れることができる貴重な機会です。

ただ、初めて転職フェアへ行く人だと、色々と不安がありますよね。
服装はスーツなのか私服なのか、守るべきマナーはあるのか、持って行った方が良いものはあるのかなど、悩みが尽きないと思います。

自分が応募するかもしれない企業の担当者と話すわけですから、失礼の無いようにしなくてはいけません。
悪い意味で印象に残ってしまうと、不採用になってしまうことも考えられます。

ここでは、転職フェアへ行くときの服装やマナーについて解説をするので、初めての人は参考にしてください。

目次

転職フェアは数百社の企業が集まる一大イベント

様々な企業が一つの会場に集まって合同説明会を行う

転職フェアとは、大規模な企業説明会のことで、数百社の企業が会場に集まって求職者に対してアピールを行う場です。

企業ごとにブースが設けられており、そこで会社案内のパンフレットをもらったり、企業担当者に疑問をぶつけることができます。

その会社の企業理念や事業への思いなどを知ることができたり、求めている人物像や採用基準などが分かるので、かなり有益な場になるといえるでしょう。

事前予約は必要なく無料で参加することができる

転職フェアへ行くときには、予約などは必要ありません。
開催日時に会場へ行くだけで無料で入ることができますし、気軽にふらっと立ち寄れるのが良い点ですね。

様々な業種の企業が参加しているため、自分が考えもしなかった企業に興味を持つ機会があったりします。

なんとなく怖いイメージがあるかもしれませんが、コンビニに入るくらいの気持ちで行けるほど手軽なものです。
そこで数えくれないほどの企業情報を得られるわけですから、行かないと損だといえますね。

ブースを回るごとで企業の担当者と直接話すことができる

参加している企業は、個別にブースを設けています。
そこで求職者に対する相談を受け付けているので、人事担当者と直に話すことができるわけです。

実際に会って話すことにより、その会社のイメージを知ることができます。
会社のホームページを見ただけだと印象が伝わりにくいですが、担当者と会って話せば実態に近いイメージを掴めるはずです。

通常の転職活動ですと、面接選考に進むまでは企業の中の人と直接話す機会はありません。
しかし。転職フェアであれば、企業の中の人の生の声を聞くことが可能なのです。

それこそWeb上では見つからず、本当はもっと聞いてみたかったこと、疑問に思っていたことを聞くことができます。
これは、企業研究を行う上でとても大きな武器になるでしょう。

業界特化型や女性限定の転職フェアなどもある

もっと自分の興味がある分野に絞り込んで、企業を探したいという方もいるでしょう。
そんな方のために、実は業界特化型や女性限定の転職フェアなども開催されています。

たとえば、電車の中吊り広告でよく見るのが、外資系企業のみに特化した転職フェアです。
他にも、エンジニア専門、女性専門の転職フェアなどもありますね。

もし自己分析が終わっており、大まかですがやってみたいこと、行ってみたい業界が決まっているようであれば、業界特化型の転職フェアに行く方が効率が良いかもしれません。

転職フェアに行くときの服装はどうするか?

服装は自由だがスーツで行くのが望ましい

それでは、転職フェアに行ってみようとなった時に気になるのが、「転職フェアに行くときの服装はどうするか?」ですよね。

基本的に転職フェアに関しては、服装は自由だがスーツで行くのが望ましいでしょう。
なぜなら、企業側は仕事として参加しており、企業側のスタッフは基本的にスーツで来ているからです。

そして、いざ企業で働くとなるとスーツを着ることが基本となりますので、お互いフォーマルな方が働くイメージが持ちやすいということもあります。

女性ならパンツ・スカートどちらでも良い

女性の場合は、パンツ・スカートどちらでも構いません。

最近は女性のオフィスカジュアルも一般的になってきましたので、最低限フォーマルな格好をされていれば企業側も全く気にならないのです。

ただ、志望する業界によっては、どちらかにした方が良い場合があります。
たとえば、パンツスーツはアクティブな印象を与えるので、営業職や外資系企業を志望するときに着用するべきです。

一方、スカートは女性らしさが伝わりますから、美容やファッションなど華やかな職種の場合に着用すると良いでしょう。

身だしなみを整えないと企業によってはマイナスイメージを持たれる

なぜスーツのほうが良いかというと、私服だと場合によっては汚らしい印象を与える可能性があるからです。

転職フェアでの身だしなみもチェックしている企業があり、TPOに合わせた服装をしているかどうかを重視しています。

実際の採用選考でも、面接は第一印象に大きく左右されるものです。
つまり、その人の見え方で採用するか採用されないかが大きく変わってくるんですね。

私服は個人の好みが別れますし、自分が気に入っている服装でも人によっては不愉快に思うことも多々あります。
しかし、スーツはよほど派手なものでない限り、印象は大きく変わりません。

下手に服装で損をしないために、スーツを着ていくことをオススメします。

クリエイティブ職なら私服のセンスをアピールするのも良い

デザイナーやプランナーなどのクリエイティブ職だと、私服でいった方がアピールになることがあります。

実際にデザイナー職の面接では、私服で来ることをお願いする場合もあるようです。
クリエイティブ職はセンスを問われる職種ですので、私服からそのセンスを感じ取ろうとするわけですね。

センスが良ければそれだけで印象に残りますし、実際に応募した時に「転職フェアで会った人だ!」と思い出してもらえるかもしれません。
選考で有利になるはずなので、センスに自信がある人は私服で行ってみると良いでしょう。

転職フェアで持参するべき持ち物

基本的にはバッグにメモ帳と筆記用具を入れておけばいい

次に気になるのが、転職フェアで持参するべき持ち物です。
特に必須になるものはありませんが、持っておいた方が良いものを解説します。

基本的には、バッグにメモ帳と筆記用具を入れておけばいいでしょう。
メモをすることで参加した後の振り返りができますし、特に企業の人と話すときには、メモをすることは必ずプラスの方向に働きます。

メモをするということは、相手への興味を示していることに繋がりますので、メモをしないよりもメモをしたほうがいいのです。
そのため、メモ帳と筆記用具は必ず持参しましょう。

履歴書や職務経歴書を持参すれば添削してもらえる場合もある

転職フェアの一角には、転職相談会が設けられていることが多いです。
主催者が大手の総合人材会社なので、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することができ、転職における悩みを解決することができます。

そこで、履歴書や職務経歴書の添削などもやってもらえるんですね。
応募書類の基本的なマナーが守れているかどうか、アピールポイントが明確で伝わりやすい内容になっているかなど、プロの視点からの評価を知ることができるでしょう。

応募書類を添削してもらえれば、書類審査の通過率も飛躍的に高まるはずです。

転職フェアを利用するメリット

一度にたくさんの企業の情報を集められる

一番のメリットは、一度にたくさんの企業の情報を集められることです。

通常転職活動をする際にもし企業の説明会に行くとすると、一回で一社の説明しか聞くことはできません。

Web上だけの情報で満足する性格なら問題ありませんが、企業の生の声を聞くことで企業をより知りたい方も多くいますので、これでは非常に非効率です。

転職フェアは自分の頑張り次第で、一日に数十社もの企業の生の声を聞くことができます。
そのため、転職活動を始め立てであまり情報を持っていない方などには非常に効果的なイベントなのです。

会社の雰囲気や採用条件などリアルな情報を知れる

実際に企業と触れ合うことで、生の情報を得ることができるのも特徴です。

Web上では、最低限の会社情報は知ることは出来ますが、会社の雰囲気までは分かりません。
パッと見で雰囲気が良かったとしても、実際に入社してみるとブラック企業だったということはよくあります。

また、企業の担当者に問いをぶつけることで、その会社が求める人材の人柄や細かなスキルなどの条件まで理解できるなどメリットが大きいのです。
得られる情報の質が段違いなので、自分の目で確かめることは大切となりますね。

今まで候補に無かった優良企業を見つけることができる

会場内のブースを回ることで、今まで考えていなかった企業と出合うことができます。

Web上で検索をして企業を探そうとする時というのは、自分が持っている知識で検索をかけることになるので、得られる情報はどうしても限定的になってしまいます。

それこそ興味のある業界・職種にしか目を通さないので、それ以上情報の広がりがないのです。

転職フェアに関しては、良くも悪くも最初は興味のなかった企業についての情報が目に入ってくるのです。

そこで思わぬ出合いがあったりして、今まで知りえなかった優良企業を見つけることも夢ではありません。

転職成功セミナーやキャリア相談などを受けられる

転職フェアでは、企業説明会だけでなく、セミナーや相談会もあります。
転職活動をしていることは周りに言いづらい部分もありますし、転職エージェントと1対1で会うことがどうしても緊張してしまう方も多いと思います。

転職フェアであればあくまで企業の情報収集がメインで繰り出しますので、その副産物として転職成功セミナーやキャリア相談を受けられるという手軽さがあります。

先人の知恵を借りることができ、転職における悩みを解決することができるでしょう。

その場で面接を確約してもらえることもある

企業のブースで担当者と仲良くなると、その場で面接の約束を取り付けることができる場合があります。
出展している企業としても良い人材を見つけたいわけですから、積極的に囲い込みを行ってくるわけです。

どこのブースにも人事担当者がいるはずなので、そういった人と会話をして自分を売り込んでみてください。

書類上の経歴では自信がないけど、会って話すことができれば必ず評価してもらえるのに・・・という方はぜひ転職フェアに足を運んでみると良いでしょう。

転職活動中の仲間を作るとモチベーションがアップする

転職フェアには、転職という同じ志を持った仲間が集まります。
そこで仲間を見つければ、情報を共有したりすることでモチベーションを高めることができるはずです。

転職活動中は新卒の時と違い、一人で行う非常に孤独な戦いとなります。
常に不安を感じてしまうでしょうし、ちょっとしたことで心が折れてしまうかもしれません。

しかし、転職フェアに参加し転職活動中の仲間を作ることができれば、新卒採用の時と同じく励まし合ったりできる強力なパートナーとなるのです。

押さえておくべき3大転職フェア

マイナビ転職EXPO

マイナビ転職EXPO

求人サイトのマイナビが運営する転職フェアで、日本最大級の規模を誇っています。

全国各地で行われているため、地方在住者にオススメです。
なんと東京・名古屋・大阪・福岡の主要都市はもちろんのこと、岐阜・つくば・札幌・高松仙台・静岡・千葉・浜松・広島・熊本・所沢・刈谷・横浜・沼津でも開催しています。

今までどうしても、わざわざ長距離移動をして参加しなければいけなかった地方在住者にとって渡りに船といった内容です。
年間を通して毎月のように開催されているので、足を運んでみると良いでしょう。

公式サイト:マイナビ転職EXPO

DODA転職フェア

DODA転職フェア

DODA転職フェアは、東京・名古屋・大阪・福岡の主要都市で開催されています。
特筆すべきは参加企業の多さで、なんと東京開催の場合は300社以上が出展した実績があります。

「自分に合った企業が分からない」といった方は、DODA転職フェアに参加して情報収集をしてみるのがおススメです。

また、エンジニアに特化した転職フェアも行っており、IT業界に強いのも特徴だといえますね。
大手の転職フェアなので、ここは押さえておくべきです。

公式サイト:DODA転職フェア

リクナビNEXT「初めての転職フェア」

リクナビNEXT「初めての転職フェア」

リクナビNEXTの「初めての転職フェア」は、東京・大阪・名古屋で開催されています。
こちらの特徴は、大手企業の出展が多いことです。

就職するなら大手企業にという方は多いと思いますので、効率よく大手企業の情報だけ収集したいという方にはぜひオススメとなります。

ただ、開催されている時期が限られるため、転職時期によっては行けないこともあるでしょう。
タイミングが合えば、顔を出してみると良いと思います。

転職フェアと転職エージェントを併用するのがおススメ

転職フェアへ行くと、有益な情報をたくさん得ることができます。
なので、転職活動中の方は、絶対に足を運ぶべきだといえますね。

ただ、良い会社と出合えたとしても、そこで採用されるとは限りません。
条件の良い企業には応募が殺到しますから、何か秀でたスキルを持っていないと内定を勝ち取ることは難しいわけです。

そこで、転職エージェントを利用することをおススメします。
キャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるため、内定を取るために色々な根回しをしてくれるわけです。

まず重要なのが、非公開求人の紹介ですね。
一般には後悔されていない良質な求人を紹介してくれるため、ライバルが少ない状態で応募することができます。

他にも、応募企業に合わせた書類作成や面接対策もしてくれますから、万全の状態で転職活動を進められるでしょう。

転職フェアで良い企業が見つかったら、転職エージェント経由で応募できないかを確認してみてください。
そうすることで、圧倒的に採用されやすくなりますよ。

以下のエージェントは、豊富な実績があるので人気が高いです。
当サイトでも一押しなので、ぜひ利用してみてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手のリクルートエージェントです。
人材業界で50年以上もの実績があるため、全国の様々な企業と太いパイプを築いています。

保有している求人の90%が非公開となっており、その数は10万件以上です。
業界でもトップクラスの求人数ですから、自分に合った企業と出合える可能性は高いでしょう。

また、キャリアアドバイザーの質が高いのも特徴ですね。
全国に470名のアドバイザーが在籍しており、各業界・業種に精通している人材が豊富です。

最新の業界情報や転職動向にも詳しいですし、過去に膨大な転職実績もあるので、的確にキャリア相談に乗ってもらえます。

土日祝や平日20時以降も対応可能なので、仕事が忙しくても利用できますよ。
リクルートエージェントは、確実に登録しておいてください。


マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビは、1973年に創業された人材サービスを主業務とする会社です。
人材業界ではかなりの老舗企業なので、取り扱っている業種や求人量は業界でもトップクラスとなっています。

特徴としては、20~30代の転職サポートに強いことですね。
首都圏や関西エリアだけでなく、名古屋や福岡、札幌などにも拠点があるため、全国の求人に対応しています。

業界ごとに専任のキャリアアドバイザーがいるので、専門的な情報を得ることができるでしょう。
また、企業の人事担当者とやりとりするアドバイザーもいますから、職場ごとの雰囲気なども掴むことができます。

かなり評価の高いエージェントなので、登録しておいて損はありません。

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