よくあるブラック企業の特徴とは?ブラック企業に騙されない転職活動

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ブラック企業の特徴について

長時間労働と精神的な圧力で社員を洗脳して、低賃金で使い捨てにするブラック企業が社会問題となっています。
過労死や過労自殺などがニュースでも話題となっていますが、その数は一向に減りません。

ブラック企業で働いても得るものはありませんし、時間を無駄にするだけなので騙されないように気を付けるようにしましょう。

ただ、外側からは企業の実態が見えにくいために、ブラック企業に入ってしまう人は増え続けているのが現状です。
ちゃんと知識を付けることで、自己防衛ができるようにしてください。

ここでは、ブラック企業の特徴と騙されない方法について解説をします。

目次

よくあるブラック企業の特徴

月に100時間を超えるなどの違法な残業を強いられる

それでは、まずブラック企業の特徴について確認していきたいと思います。

まず、ブラック企業の特徴として顕著なのは、残業時間の長さでしょう。
ブラック企業は、国が定めた残業時間について当たり前の様に超過し従業員を酷使します。

そして、ブラック企業かどうかを見極める残業時間の基準が、100時間を超えるか否かという点です。

政府は2017年に実施した第9回「働き方改革実現会議」にて、残業時間の上限に関して単月で100時間「未満」にすることを政労使が合意、提案したと発表しています。

国としても、100時間以上の残業時間を禁止したい、つまり100時間以上働かせる企業は問題があるとしていると言っても過言ではありません。

休日にも出勤させられて休めない

残業時間に加えて、ブラック企業は文字通り四六時中に渡って従業員を酷使します。

その結果、従業員は労働規定通りの休日をもらうことができません。
休日も当たり前のように上司からの呼び出しがかかり、断ることもままならないのです。

求人広告では「週休2日制」と書かれていても、実際には週に1日しか休めなかったりします。
週休2日制とは1ヶ月の間に週2日の休みがある週が1週以上あることを指すので、残りの3週間は1日ずつしか休めないことが多いです。

「完全週休2日制」と書いていなければ、毎週2日の休みをもらえないことを覚えておきましょう。

残業代も支給されず給料が少ない

先程の残業時間の話に付随して、ブラック企業は残業時間が長い上に、残業代が支払われるわけではありません。

あくまで、ブラック企業における残業は全てサービス残業です。
従業員ならば会社のために働いて当たり前と言わんばかりに、残業代を申請することは許されませんし、申請しても支払われることはありません。

そして、追い打ちをかけるようですが、そもそもの給与も低いため、他の企業の人達よりも明らかに長時間働いているにもかかわらず、給与は他の企業の人達よりも少ないという理不尽な環境が続くのです。

よくあるのが、最初から基本給に残業代が含まれているパターンですね。
固定の残業代なので、それを超過した分であっても支払われることはありません。

離職率が高くて毎月のように新しい人が入ってくる

ブラック企業の特徴として、離職率が非常に高いことが挙げられます。
労働環境が過酷すぎて、新しい社員が入ってもすぐに辞めてしまうからですね。

また、離職率が高いということは当然のように人手が不足するため、その分毎月のように新しい人も入ってきます。
新しく入ってくるだけであれば急成長のベンチャー企業ですが、辞める人も多いという点がブラック企業の顕著な特徴です。

常に新人がいるため教育制度が整っておらず、ロクに研修をしないままで現場に出されてしまいます。
なので、大したスキルを身に付けることもなく、労働力を搾取されてしまうわけです。

学歴や経歴・資格などが不問で入れることが多い

このように、ブラック企業は離職率が高いため、常に人手不足に悩まされています。
その結果、採用のハードルが自然と下がっているのもブラック企業の特徴です。

分かりやすい例でいうと、学歴や経歴・資格が不問で入れるケースが多くなっていますね。
このため、他企業で中々採用選考に受からずに悩んでいる人たちが、学歴・経歴・資格不問という甘い言葉に誘われてブラック企業を受けてしまうのです。

なかなか内定がもらえずに焦っている人が、やっと内定が出たのがブラック企業だったというケースも少なくありません。

上下関係が厳しくてパワハラ・セクハラが常態化している

また、ブラック企業は、社風も非常に乱れています。
上層部が従業員を大事に扱っていないため、その流れが社内の上下関係にも引き継がれ、上下関係が厳しくパワハラ・セクハラが常態化してしまっているのです。

飲み会での一気飲みの強要や上司のプライベートな雑用をやらされたり、何でもやりたい放題であることが多いですね。
一般社員は常に上の理不尽に怯えており、精神的にやられてしまう社員も後を絶ちません。

論理的な手法でなく精神論のみで高いノルマを強制される

ブラック企業は上下関係が厳しい体育会系のような文化があるため、仕事においても理不尽な精神論が横行しています。

とりわけブラック企業における営業職は本当に悲惨で、どう考えても理不尽なノルマを強要されるケースが散見されますね。

いくら論理的に反論をしても認められず、精神論で避難をされるわけです。
「死ぬ気でやればやれる」などという言葉で一蹴され、ノルマを達成するまで休みなく馬車馬のように働かされてしまいます。

精神論しか話せないということは、そもそも達成不可能なノルマだからです。
それを気合いだけで達成しろというわけですから、大きな負担となるわけですね。

無意味に上司から詰められるだけなので、そこから得られるものは何もありません。

辞めたくても辞めさせてもらえない

最終的に心身ともに限界が来て辞めようとしても、スムーズに辞めることもできないのがブラック企業の特徴です。

ブラック企業は当たり前のように従業員を酷使していますが、基本的には人手不足に悩まされているため退職を簡単には許容しません。

また、従業員を所有物のように考えていますので、自分の所有物が手元から離れていくことに何故か怒りを覚えるのです。

そのため、ブラック企業の退職交渉というのは精神論が多く、論理的な話し合いで解決をしません。
働くことも辞めることも、精神的に非常に疲弊してしまうのもブラック企業の特徴なのです。

求人情報からブラック企業を見分ける方法

これだけ様々な特徴がわかっていればブラック企業を見分けるのは簡単なのでは?と思う方もいると思いますが、いざ入社して働いてみなければブラック企業か否か見分けるのは難しいのが現状です。

そこでブラック企業に応募してしまう前に、求人情報からブラック企業を見分ける方法を解説します。

業界平均よりも給料が高すぎる・安すぎる

まず、ブラック企業の求人情報の特徴として、業界平均よりも給料が高すぎる、もしくは低すぎるという点が挙げられます。

ブラック企業は応募者を入社させてしまえばこっちのもの、と考える傾向にあるため、本当に従業員に支給する給与よりも大幅に高い給与を求人情報に掲載することが多々あるのです。

同じような会社・仕事内容なのに、同業他社よりも給与が高い場合はブラック企業である可能性が高いといえるでしょう。

また、企業によっては入社させた後が面倒なため、求人情報内容はものすごく華やかに見せながらも、掲載給与は同業他社に比べて非常に低いこともあります。

「新規事業を任せる」「すぐに役職が付く」など、魅力的なワードを多々使いながらも給与が低い場合は、ブラック企業である可能性が非常に高いでしょう。

残業代について明確な記載がない

ブラック企業の求人情報の特徴として、残業代についての明確な記載がないことも挙げられます。
先述したように、ブラック企業では月100時間を超える残業時間を強要されることがあるわけです。

ブラック企業としては、残業代について求人票に記載してしまうと、法律違反であることがバレることを恐れています。
そのため、残業代については具体的に記載しないようにしているわけですね。

また、残業代について記載する場合は、労働時間を明確に記載しません。
残業代と労働時間の両方を明記してしまうと、サービス残業があることがバレるからです。

こういった理由から、具体的な記載がない場合には注意してください。

「アットホーム」「やりがい」などの抽象的な記載が多い

ブラック企業は基本的に待遇が悪いため、求人情報を魅力的に見せるために給与や福利厚生などの具体的な条件をアピール材料に使うことはできません。

それでは、いざ何でアピールをしようとなると、「アットホーム」「やりがい」といった抽象的な記載を使わざるを得ないのです。

こういった言葉だと明確な嘘だと判断しにくいですし、パッと見の印象も良くなるためブラック企業が使いがちですね。
具体性のない言葉が多い場合には、疑ってかかった方が良いでしょう。

いつも同じ求人広告を出している

先述したようにブラック企業は人の出入りが激しいため、常に採用を行っています。
入ってもすぐに辞めてしまうため、常に募集しておかないと間に合わないからですね。

ホワイト企業は欠員に伴い募集をかけることが多いため、掲載される時期も職種もまばらなことと比べて、ブラック企業の場合はいつも同じ求人広告を出すことになります。

定期的に転職サイトを見ていれば、自然とブラック企業を見つけることができるでしょう。
よく見る会社の求人があった場合には、応募しないようにしてください。

ホームページが簡素で長らく更新されていない

ブラック企業の中には、あえて外部に多くの情報を公表していない場合があります。
なぜなら、外部に出せるような情報が少ないことに加えて、ホームページを随時更新するような労力を割くことができないからです。

その結果、ホームページが簡素で長らく更新されていないという状況が作り出されてしまいます。
明らかに手作り感のあるページだったり、1年以上も更新がストップしているのであれば、まともな企業とは言えないでしょう。

労働環境も劣悪である可能性が高いので、ブラック企業だと思った方が良いですね。

気になる求人があれば会社を偵察しよう

会社のビルを訪問してオフィスの消灯時間を確認する

もちろん、求人情報だけではブラック企業かどうか判断がつかずに不安だという人も多いと思います。
その場合は、より有効な手段として、実際に会社を偵察してみるのがおすすめです。

特に、ブラック企業かどうか見分ける一番簡単な方法は、労働時間が長いかどうかでしょう。
つまり、オフィスに何時まで灯りが灯っているかということです。

いくら求人情報の業務時間や平均時間を良いように書こうとも、実際に従業員が遅くまで働いている際にオフィスを消灯しているわけではありません。

オフィスに灯りがともっているということは、その時間まで誰かが働いているということであり、連日求人情報と反して遅くまで灯りが灯っている会社というのはブラック企業である可能性が高いのです。

一番確実に企業の実態が分かる方法なので、実際にオフィスビルまで足を運ぶことをおススメします。

会社から出てきた従業員が疲れた顔をしていないか

会社を偵察することで、実際に働いている従業員を確認することも有効となります。
ブラック企業の特徴として労働環境の過酷さを挙げましたが、つまりその環境で働いている従業員の多くは、疲れが顔に出ていることがほとんどです。

日々の疲れから顔にクマができていたり、服装・髪型が乱れていたりする従業員が多い場合は注意しましょう。
ブラック企業だと泊まり込みで働く社員もいたりするので、身だしなみが悪いことが多いです。

従業員が明らかにチャラい若者ばかりだと要注意

ブラック企業によくありがちなのが、今どきのIT企業のフリをして従業員を酷使しているパターンです。
そのため、従業員にも明らかに今どきを装った若者が多く、見た目がチャラチャラしていることが多々あります。

従業員の質が低く、素行が悪そうな社員が多い場合もブラック企業である可能性が高いため十分に注意してください。

また、従業員の年齢が明らかに若い場合も注意が必要です。
労働環境が過酷すぎると若い社員しか残りませんし、若い社員ばかりだと体育会系のノリで合わせるのが大変になります。

自分と合いそうな社員がいるかどうかも、企業を見極める際のポイントですね。

ブラック企業に入ってしまったら

働き続けても得るものが無いので早急に辞めるべき

それでも、ブラック企業とわからずに、入社してしまうこともあるでしょう。
最後に、もしブラック企業に入ってしまった場合の対応方法について解説します。

まず、何よりもとにかく早急に辞めることです。
せっかく入った会社を辞めることに抵抗があったり、すぐに辞めることで経歴に傷がつくことを懸念する人がいることも重々承知しています。

しかし、ブラック企業で働き続けることは、身体的にも精神的にもあなたを蝕んでいくわけです。
働き続けることで得るものはほとんど無く、むしろ企業から搾取される一方となります。

辛抱して働き続けた結果、体調を崩して長期的に働くことができなくなってしまった人も数多く存在しますね。
そのようなことにならないように、ブラック企業だと気づいたら一日でも早く辞めることが大事なのです。

未払い残業代を請求するために毎日の労働時間を記録しておく

もしブラック企業で働き続ける事になった場合、退職時に未払い残業を請求できるように毎日の労働時間を記録しておきましょう。

過去の判例でも従業員が残したメモが証拠となり未払い残業代を申請できたことがあるため、メモをしておいて損はありません。

自身の貴重な時間を搾取されないためにも、早めにメモをするようにしてください。

退職が認められない場合は内容証明郵便で退職届を送付するだけでOK

退職交渉が長引いて、中々辞められないと苦しむ人もいるでしょう。
結論、ブラック企業が相手であれば、律儀に退職交渉に応じる必要はありません。

ブラック企業は、あの手この手で退職することを阻んできます。
そのため、ブラック企業からの退職が認められない場合は、内容証明郵便で退職届を送付し、そのまま会社へ行くことを辞めるだけでOKです。

何よりもまず、辞めることを重視することが重要となります。
ブラック企業に対しては、こちらも手段を選ぶ必要はありません。

ブラック企業に騙されないために転職エージェントを利用しよう

これまでブラック企業の特徴を説明しましたが、これらは単なる一例にすぎません。
最近のブラック企業は巧妙化しており、パッと見ではブラックとは気づかない企業が多くなっています。

優良企業だと思って転職したのに、実際にはブラック企業だったというケースは多いです。
ブラック企業に入っても得るものはありませんから、転職してもすぐに辞めることになってしまいます。

それだと、職歴に傷をつけるだけですし、将来のキャリアに悪い影響を与えてしまうでしょう。

そこで、転職エージェントを利用することをおすすめします。
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転職エージェントでは企業の審査をしっかりと行っており、労働環境に問題のあるブラック企業は含まれていません。
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