高卒フリーターが就職を成功させる方法。高卒からでも正社員になれる!

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高卒フリーターの就職

高校を卒業してからやりたいことがなく、フリーターをしている人は多いと思います。
10代の内は友達も専門学生や大学生だったりしますし、あまり危機感を持つことはありません。

しかし、20代の中盤以降になると、みんな就職していくため将来に不安を感じてしまうでしょう。

  • まともな会社に就職できるのか?
  • 今からでも大学へ行くべきなのか?
  • 何か資格を取った方が良いのか?
  • やりたい仕事が見つからない

など、色々な悩みや不安が出てきますよね。

そのまま悩み続けて行動しないでいても、何も解決できません。
むしろ、今すぐにでも動き出さなければ、取り返しのつかないことになってしまうでしょう。

年を取るごとに就職は難しくなっていきますし、20代の内に正社員にならなければ将来は絶望だといえます。

ここでは、高卒フリーターが就職する方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

フリーターを続けてもメリットは何もない!

キャリアとして評価されない

フリーターとして何年働いても、それは職歴として評価されません。
アルバイトは責任のない仕事だと判断されるため、どれだけ働いてもキャリアにならないわけです。

バイトリーダーなどの役職があれば少しはマシかもしれませんが、あまり期待はできませんね。

一方、正社員であれば数年働けば立派な職歴になり、履歴書や職務経歴書に記載することができます。

その後の転職活動でも評価対象になるので、キャリアアップにつなげることができるでしょう。

やることがないからフリーターをしていても、将来にとって何のプラスにもなりません。
単に時間を浪費しているだけになるので、貴重な若さを無駄にしてしまいます。

将来の賃金格差が大きい

一説によると、一生フリーターを続けた時の生涯賃金は約6,000万円で、正社員では約3億円です。
その差は5倍となっていて、大きく開いていますね。

以下のグラフは、正社員とフリーターの賃金格差を表したものです。

20代の内からフリーターは正社員の80%ほどしか稼げませんし、50代になると正社員の半分の収入となってしまいます。

これは、正社員だと年齢によって昇給がありますが、フリーターでは時給が数百円アップしても大幅な増額にはなりません。

また、正社員にはボーナスがあるので、これがフリーターとの格差を広げる大きな要因だといえるでしょう。

社会的な信用が低い

フリーターとして最も大きなデメリットは、社会的信用の無さですね。
たとえば、車やマンションを買おうと思っても、定職に就いていないとローンの審査に落ちてしまいます。

クレジットカードすら作れないこともあるので、生活において不便さを感じることが多いでしょう。

年を取るにつれて世間の目も厳しくなり、盆や正月で帰省した時に家族から説教をされたりしますね。
周りの人にも職業を言いづらくなって、人付き合いを避けるようになったりします。

当然、結婚しようと思っても、相手の両親から認められることは無いでしょう。
経済的な面や世間体を考えると、フリーターのまま生きていくことは制約が多すぎると思います。

とにかく早く動き出すことが大切

正社員として就職するためには、若さが最も大きな武器となります。
どの企業でも若い人材を欲しがっているので、高卒で学歴が無くても20代の内なら就職することができるでしょう。

就職のために資格を取ったり大学を目指す人もいますが、せっかくの若さを捨てることになります。
高卒のままでも問題ないので、今すぐ就職活動を始めることが大切です。

やりたい仕事がなくても、とりあえず正社員を目指してください。
先述の通り、正社員の経験は職歴になるので、どんな仕事であっても自分にとってプラスになります。

将来的にやりたい仕事が見つかったときにも、職歴があれば転職する際に有利になるでしょう。
正社員になるのは早い方が良いので、一刻も早く動き出すべきです。

30代になると手遅れになってしまいますから、何よりもまず就職活動を始めるようにしてください。

高卒フリーターから就職できる人の特徴

行動が早い

先述の通り、正社員として就職するには、早い方が有利となります。
就職活動に取り組むのが早いほど、自分の若さを最大限に活かすことができるので内定をもらえる可能性は高くなるわけです。

なかなか進路を決められなかったり、資格の勉強などをしていると、それだけ貴重な時間を無駄にすることになるでしょう。

特に、高卒だと何かの資格がないとダメだと考えて、勉強しようとする人が多いですね。
それだと逆に、就職を遠ざける結果となります。

資格は就職してからでも取れるものですし、絶対に必要なものではありません。
就職したいと思ったら、今すぐに動き出すのが正解です。

熱意を持っている

高卒フリーターだと未経験での応募なので、アピールできるようなスキルや実績はありません。
だからこそ、「絶対に就職したい」という熱意が大切となります。

企業が未経験者を採用するときには、「入社後に成長するかどうか」を重要視しますね。
今はスキルを持っていなくても、入社後に勉強して技術を身に付ければ良いと考えるわけです。

そのため、応募企業への志望動機を明確に語れる必要があります。
なんとなく応募したのではなく、ちゃんと目的を持っていることを示せれば採用担当者の心に響くはずです。

スキルや実績がなくても熱い気持ちでカバーできるので、熱意を伝えられる人は内定を勝ち取ることができるでしょう。

自分を客観視できている

熱意だけでも十分に就職できますが、自分を客観視することも大切です。
自分の得意なことや苦手なことを分かっていれば、向いている業界や職種を見分けられます。

適性を分かった上で応募できると、入社後にミスマッチを感じることはありません。
せっかく就職できても自分と合わずに辞めてしまう人も多いですから、冷静に自分を見つめ直して適性を知ることは大切です。

また、向いている業界に応募すれば、企業側からも入社後の活躍を期待してもらうことができます。

一歩引いた状態で自分を見れる人だと、就職活動を有利に進められる傾向にありますね。

高卒フリーターでも就職しやすい職種

高卒フリーターでも就職することは可能ですが、どんな職種でも正社員になれるわけではありません。

たとえば、金融や商社関係などは大卒しか採用しませんし、高卒で応募しても書類で落とされてしまうでしょう。
こういった無駄撃ちをしてしまうと、時間をロスするだけですね。

採用されやすい職種を知っていれば、効率良く就職活動を進められるようになりますよ。
興味のない職種であっても職歴を積み重ねれば、将来的に転職するときに役に立つはずです。

高卒でも就職しやすい職種は、以下のようなものがあります。

  • 営業職
  • 販売員
  • ドライバー
  • ITエンジニア

営業職

学歴・経験不問で入れる職種としては、営業職が定番ですね。
様々な業界で必要とされる職種で、ITや不動産、医療など求人数が膨大なので就職しやすいです。

また、個人向けか法人向けか、新規営業かルート営業かなど、営業といっても色々な種類があります。

営業職を経験すれば、コミュニケーション能力や目標の達成力、論理的な思考力などのスキルを身に付けることができます。
そのため、営業職の経験からキャリアアップしていく人も多いです。

将来的な可能性を広げるためにも、営業職を経験することはおススメだといえます。

販売員

アパレルや雑貨の小売店での販売員も、高卒フリーターから正社員として就職する人が多いです。
元々お店でアルバイトをしていて、そのまま正社員登用されるケースもあります。

自分の好きなことを仕事にできるので、やりがいを感じながら働くことができたりしますね。

接客業なのでコミュニケーション能力が身に付きますし、店長クラスになれば仕入れやマネジメントなどのスキルも得られます。

結果を出せばエリアマネージャーや本社勤務になれたりするので、高卒でも出世することは難しくありません。

ドライバー

運送業界ではドライバーが深刻化しているので、若い人材を積極的に採用しています。
車の運転が好きな人には、やりがいを感じられる仕事でしょう。

また、長距離トラックの運転手なら一人の時間を確保できるので、他人と話すのが苦手な人にも取り組みやすいです。

運送業はブラック企業のイメージが強いと思いますが、最近では過密労働による交通事故が多発しているため労働環境は改善されています。
たとえば、4時間毎に30分の休憩が法律で義務付けられていたりするわけです。

実はホワイト企業が多い業界なので、働きやすいといえますよ。

ITエンジニア

システムエンジニアやプログラマーなど、ITエンジニアは非常に需要が高い仕事です。
プログラミング技術は大学等でも習うことが少ないので、学歴に関係なくゼロから習得するスキルとなります。

なので、高卒フリーターでも勉強すれば身に付けることができますし、企業でも研修制度が設けられていることが多いです。

基礎的な技術を独学で覚えれば、後は入社してからスキルアップすることができるでしょう。

それなりに経験を積めば市場価値の高い人材になれるので、将来的にキャリアアップに繋がりやすいです。

これからも需要が高まっていく職種ですから、ITエンジニアのスキルを持っていると心強いと思います。

高卒フリーターが就職を成功させる方法

学歴や職歴のない高卒フリーターの場合、就職を成功させるためにはちょっとしたコツが必要です。

社会経験のある同年代の応募者と差別化するためにも、効果的なアピール方法を覚えるようにしてください。

バイトを続けながら就職活動をする

就職活動をするときですが、バイトは続けることが望ましいです。
バイトを辞めた方が時間が増えますが、収入が無くなってしまうため生活ができなくなる可能性があります。

貯金を切り崩して生活するのは精神的に追い込まれますし、なかなか就職が決まらないと「仕事があるなら何でもいい」という考えになりがちです。

すると、派遣社員や契約社員などの非正規雇用で妥協してしまうかもしれません。
非正規雇用で働いても職歴としての評価は低いですし、若いうちに正社員にならなければ取り返しがつかなくなってしまいます。

バイトを続ければ収入があるため、妥協せずに就職活動を進めることができるでしょう。
時間の調整が必要になりますが、バイトならシフト制なので融通が利くはずです。

余裕をもって就職活動ができるように、安易にバイトは辞めないようにしてください。

応募する企業を入念に研究する

気になる企業を見つけたら、サービス内容や社風などを細かく研究してください。
企業のホームページやパンフレットなどを読みん込んだり、商品やサービスを実際に使ってみるのも良いでしょう。

その企業について知れば知るほど、どんな人材を求めているのかといったことが分かるようになります。
そうすれば、自分の何をアピールすれば良いかといったことも明確になるはずです。

また、企業分析をすることで、ミスマッチを防ぐことにもなります。
入社してから自分と合わなかったということが無くなり、長く勤めることができる会社に出合えますよ。

志望動機は採用する側のメリットも伝える

書類選考や面接で重要視される項目に、志望動機があります。
「なぜその企業へ応募したのか」を問われるもので、採用担当者が最も聞きたがっていることですね。

ここでは自分の都合ばかり伝えてしまいがちですが、企業側のメリットも伝えなくてはいけません。
「私を採用したら○○のメリットがありますよ」ということが分かると、採用担当者も内定を出しやすくなるわけです。

御社を志望した理由は、自分のコミュニケーション能力を活かせると思ったからです。
不動産営業は高額物件を扱いますし、顧客との信頼関係を築かなくてはいけません。

私は飲食店でのアルバイト経験から、お客様との関係構築には慣れています。
特に、年配の方とのコミュニケーションには自信があるため、不動産営業にも応用できると考えました。

上記のような志望動機なら、自分の長所をさりげなく伝えつつ入社後の活躍を期待させることができますね。

自己PRは具体的なエピソードを用意する

印象に残る自己PRにするためには、自分の実体験に基づくエピソードがあると良いでしょう。
エピソードによって信憑性が高くなるので、説得力を持たせることができます。

私は学生時代にラグビーをしており、副キャプテンを務めていました。
高校卒業後は引っ越しのアルバイトをしていたのですが、通常は2人で運ぶ荷物でも私だけで運ぶことができ褒められた経験があります。

その実力を認められて、1年後にはバイトリーダーに昇格しました。
5人の部下をまとめていたのですが、そこでも学生時代の副キャプテンとしての経験を活かしてチームとして団結することができています。

持ち前の体力と統率力で、入社後の仕事も頑張りたいと思っています。

こういった具体的なエピソードがあると、自分のスキルの証明になりますよね。
口先だけでスキルをアピールしても伝わりませんから、証明になるエピソードを用意してください。

高卒フリーターは就職エージェントを利用するのがおすすめ

高卒のフリーターであっても、就職することは難しくありません。
ただ、初めての就職活動だと戸惑う場面も多いでしょうし、すぐに内定をもらうのは難しいでしょう。

履歴書を送っても不採用が続くと、モチベーションが下がってしまいます。
すると、会社選びに妥協してしまって、ブラック企業に入社してしまうといったことにもなりがちですね。

そういった失敗をしないためにも、最短距離で就職を決める必要があるでしょう。

そこで、就職エージェントを利用することをおすすめします。
キャリアアドバイザーが担当に付いてくれるので、就職活動のすべてをサポートしてもらえるんですね。

たとえば、自分に合った求人の紹介、応募書類の作成や面接対策などです。
就職のプロのサポートがあれば、初めての就職活動でも成功させることができますよ。

絶対に失敗したくないなら、就職エージェントを利用してください。
以下のエージェントは、実績が高くて人気なので登録することをおすすめします。

就職Shop

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就職Shopは、リクルートが運営する就職エージェントです。
20代の若者向けの求人を多く取り揃えており、第二新卒やフリーターに特化した就職活動のサポートを行っています。

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書類選考が無ければ時間の短縮になりますし、スピーディに就職活動を進められるのは大きなメリットでしょう。

10,000社以上の求人数があって、利用者も10万人を突破しています。
未経験歓迎の求人ばかりですから、フリーターやニートであっても問題なく採用してもらえるはずです。

キャリアアドバイザーが実際に企業を訪問して取材をしていますから、職場の雰囲気や仕事内容、人間関係まで詳しく分かりますよ。
関東・関西圏での就職なら、利用してみると良いでしょう。


ハタラクティブ

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20代のフリーターや既卒を対象としたエージェントで、未経験から正社員を目指す人に専門特化しています。
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