20代・30代の脱ニート!ニート生活から抜け出して正社員で就職する方法

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ニートから正社員になるには

成人しても働きもせずに親のスネをかじって生きている若者は、ニートと呼ばれています。
親がバリバリ働ける年齢の内は良いですが、定年して年金生活をしているような親だと経済的に苦しくなってしまうでしょう。

いつまでもニートで生きられるわけではないので、早めに就職しておかなくてはいけません。
30代までなら就職口は何とか見つけられますが、40代を過ぎて無職だと就職は絶望的となってしまいます。

特に、若いうちは経験を積んでスキルを身に付ける時期ですから、この時期をニートで過ごしてしまうのは将来に大きな影響を与えることになるわけです。

働き盛りの20代・30代の内に、正社員として働けるようにしてください。
ここでは、ニートから脱出するための方法を解説します。

ニートが働かない理由

コミュニケーション能力が著しく低い

総務省は、ニートを「15~34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない方」と定義しています。
働いていなくても働く意思がある人はフリーターと定義されるため、ニートには働く意思も無いということが特徴です。

ニートの数は、平成21年は約63万人で、総務省が行っている労働力調査における、15~34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない方を、いわゆるニートとして定義しています。

出典元:厚生労働省

それでは、なぜニートは働かないのでしょうか。
その理由の一つが、コミュニケーション能力の欠如です。

どのような仕事であれ、働くとなると他人とのコミュニケーションを取ることが必要になります。
コミュニケーション能力が著しく低い場合、誰かとコミュニケーションを取ることが相当な精神的ストレスになるため、働くことから遠ざかっていってしまうのです。

だらしない生活なので体力がない

働くということは、少なからず身体的にも負担を強いられます。
しかし、ニートの方のほとんどは、働いていなからこそ生活がだらしないことが多く体力がないため、働くということに体力が追いついていきません。

多くの社会人は働くからこそ、決まった時間に起きて、決まった時間に働き、決まった時間に寝ることでリズムができ、心身共に安定した生活ができます。

でも、ニートの方は、決まった時間に起きなくてもいいし、決まった時間に寝なくて構いません。
大体の方が家族に養われているため、自分で家事全般もしないし、買い物を含めた外出に行く必要もないでしょう。

自分の部屋の中で自堕落な生活を行うことで体力もどんどんと落ちていき、社会に出ていくことができないのです。

逃げ癖が付いていて行動に移せない

逃げ癖が付いてしまったことで、なかなか働くということに向き合えないという理由もあります。
一度働くということから逃げ、働くための仕事探しからも逃げてと何度も現実から逃げてきたことで、マジメに行動することができなくなっているわけです。

辛いことがあっても我慢して乗り越えるのが人生ですが、逃げることに慣れてしまうと何でもすぐに諦めるようになります。

就職活動を始めても2~3社に落ちただけで辞めてしまいますし、採用されるまで頑張ることができません。
もしも拾ってくれる会社が見つかったとしても、仕事で失敗しただけで辞めたりします。

ニートは継続する力が無くなっているので、就活を始められなくなっていますね。

健康的な生活のためには仕事をするべき!

毎月の収入があれば精神的に安定する

仕事をしないことで生活が自堕落になり、生活が自堕落になることでより仕事をする気が起きないという悪循環に陥ってしまいます。
そのため、健康的な生活を取り戻すためには、多少の無理をしてでも仕事をするべきなのです。

まず、仕事をすることで、毎月安定した収入を得ることができます。
収入が安定をすることで金銭面的な不安がなくなることと、生活水準を上げることができるため、健康的な生活を送ることが可能となるわけですね。

特に、食事面は重要で、ニートをしていることで収入が入ってこないと、食のクオリティが非常に低くなってしまいます。
インスタント食品など安価で栄養が偏った食事になってしまうことで、健康を害していってしまうのです。

安定収入があれば食事も改善できますし、健康的な生活をすることができるでしょう。

他人と会ってコミュニケーションを取れば視野が広くなる

ニート生活を続けると、家族以外とのコミュニケーションが格段に減少してしまいます。
ニートをしていることに引け目があることで、他人とコミュニケーションを取ることを避けてしまうのです。

しかし、仕事を始めれば、否が応でも他人と会ってコミュニケーションを取っていくことになります。
他人と話すことで社会に復帰できていることを実感し、自分に自信がついていくことで視野も広くなっていくのです。

他人と接することで今まで見えなかったことが見えるようになるため、新しい可能性を見つけることができるかもしれません。

仕事に没頭すれば悩み事が減ってイライラしにくくなる

ニート生活というのは、仕事をしていないことで良くも悪くも自分の時間を多く持つことになります。

しかし、そもそも何かをしたくないからニート生活を送っているため、何もせずに考え事をする時間が増えていきます。
自分の現状や将来について考えれば考えるほど、不安になり悩みイライラすることも増えるでしょう。

そのイライラを解決するための打開策が、仕事をすることです。
仕事をすることで毎日が非常に忙しくなり、仕事に没頭すればするほど、毎日の時間が経つ速さも早くなり、自分の現状・将来について無駄に考えすぎる時間もなくなっていきます。

その結果、何かに悩む時間もなくなり悩み事がなくなっていき、イライラも減少されていくという好循環が生まれていくでしょう。

好きなことにお金を使うことができる

安定した収入を得ることで、好きなことにお金を使うことができるようになります。
自分が欲しいものを買うために、いちいち他人にお金の無心をする必要があるというのは、非常に精神的に負担が大きいものです。

しかし、自分に安定した収入があることで、自分が欲しいものを欲しい時に買うことができるようになります。
加えて、好きなことにお金を使えることで、日々の暮らしがより豊かになっていくわけです。

生活を水準が上がることで、心身共に充実し、幸福度も上がっていくことでしょう。

規則正しい生活になって体力が付く

そして、仕事をすることで得られるメリットの最後が、規則正しさです。

ほとんどの仕事は、始業時間と終業時間が決まっています。
仕事をしている人の生活リズムは、朝起きて夜は寝るといった規則正しいものになるんですね。

そのため、仕事をしていけばしていくほど生活は規則正しくなり、規則正しいことでどんどんと体力が付いていき健康的な生活を得ることができるようになるのです。

仕事をしていないと自堕落な生活になりがちのため、どうしても夜型の生活になるでしょう。
すると体力も落ちていきますから、不健康になってしまいます。

自分の体のためにも、仕事をして生活習慣を整えることは大切となりますね。

ニートが就職活動を始める前の準備

朝型生活に切り替えて外で体を動かす

それでは、ニートがいざ就職活動を始めよう!となったときに、まず準備が必要になります。
仕事を始めることで生活が規則正しくなり健康的になると述べましたが、仕事を始める前に仕事生活に耐えられるように自分の力で最低限の生活習慣を改める必要があるでしょう。

生活習慣改善のためにオススメするのが、朝型生活への切り替えと運動です。
朝型生活に切り替えるということは、早寝早起きをするということですね。

朝早く起きようとすると、自然と夜早く寝なければならないことになり、しっかりと睡眠時間を取るようになることで自然と生活リズムが正しくなっていくのです。

また、運動をするという中でも、日中に外に出て運動することは最も有効となります。
日光を浴びることで生活リズムが正しくなり、運動をすることで体力が付き健康的になっていくわけです。

夜型生活で良いことは何もありませんから、まずは朝型の生活にして慣れるようにしてください。

ニートである自分を恥ずかしいと思わない

就職活動で大事なのが自分に自信を持つということ、つまりニートである自分を恥ずかしいと思わないということです。

ニートであることを恥ずかしく思うことで、何をするにしても「自分はニートだから」と悲観的で自信がないことが企業にすぐに分かってしまいます。

企業から見ると自信がない人材は自信がある人材よりも能力がないように映ってしまうため、ニートであることを恥じている人ほど採用選考に受かりづらくなってしまうのです。

ニートなわけですから、何もビジネススキルは持っていません。
しかし、協調性や独創性、負けず嫌いなど、人間性で勝負できる部分はあるはずです。

人は誰でも何かしらの長所はあるはずですから、そこに自信を持つようにしてください。

ニートが正社員になるための就活方法

就職は若いほど有利なので早く行動することを心がける

それでは、ニートが正社員になるための具体的な就活方法とは、どのようなものでしょうか。
まず一番大事なのが、ニートから就活を始める場合、若いほど採用選考に受かりやすくなるということです。

ニートから応募をする場合は、未経験採用枠として選考が進むことになります。
つまり、その人のポテンシャルが重要になるということです。

ポテンシャルという観点でいうと、若いほどポテンシャルが大きいと判断されます。
裏を返すと、年齢を重ねているほど即戦力であることを期待されるため、ニートから就職をしようとする場合には非常に不利になってしまうでしょう。

そのため、ニートから応募をする場合、若ければ若いほど有利なため、一日でも早く就職活動を始めるべきなのです。

やりたい仕事がなくても興味のある分野を探す

ニートの中にはやりたい仕事がない、という理由で就職活動をしていなかった人もいるでしょう。
しかし、大前提として、ほとんどの人は自分にやりたい仕事があって就職するわけではありません。

そのため、もしやりたい仕事がないということ場合は、せめて自分が興味を持てる分野を探し、その分野で仕事を探し始めてみましょう。

やりたい仕事を追い求めていては、いつまで経っても仕事は見つからないため、一歩を踏み出すための糸口を見つけることが大事です。
また、興味がある分野であれば、就職後も仕事を頑張り続けられる可能性も高くなります。

ニート中にやってきたことでアピールできることを探す

もし選考が進んだ場合、必ず自己アピールを求められます。
そして、自己アピールの中でもニート中にやってきたことについて、深掘りされることは避けられないでしょう。

ニート中についての話題を避けたい気持ちもあると思いますが、むしろこれはチャンスです。
企業からするとニート期間があっただけでイメージがマイナスになっていますが、もしニート期間を有効に使っていることがわかれば元々の印象が悪い分、評価は文字通りひっくり返ります。

そのため、ニート中にやってきたことを上手くアピールできる準備をすることで、選考を有利に進められるのです。

スキルが無くても入社後に積極的に学ぶという熱意を伝える

ニートの人が自己アピールでよくやってしまうミスが、背伸びをしてスキル面のアピールをしてしまうことです。

そもそもニートの方は、企業で役立つようなスキルを身に付けていることはほとんどありませんし、企業もそれをよく理解しています。

あくまで企業側もポテンシャル層として採用する覚悟があるため、その時のスキルよりも、入社後に頑張って学び働き続けようという姿勢を求めています。
その点を理解し、自己アピールの際は、入社後に積極的に学ぶという熱意を伝え続けることが大事なのです。

入社後の成長を期待させるような意欲の高さを伝えれば、企業側も採用するメリットを感じてくれるでしょう。

ニートから正社員になるまでのプロセス

自信がないならバイトから正社員登用を目指す

もちろん、中には急に正社員へ応募をすることに引け目を感じてしまい、就職活動の一歩を踏み出せない人もいるでしょう。

自信がない方は、まずバイトから始めてみることも大事です。
バイトをして社会生活に慣れることで徐々に自信をつけ正社員登用されることが、結果的に正社員として働くことの近道になる人もいます。

自信が無くて就職を迷っているのは時間がもったいないので、まずはアルバイトでも良いから動き出してみるべきです。
何もしないことが最もダメですから、とにかく動き出すことが大切となりますね。

紹介予定派遣なら正社員までのハードルが低い

アルバイトから正社員を目指すとなると、あまりにも道が遠いと感じる人もいると思います。
その場合は、紹介予定派遣から正社員を目指すほうがよいでしょう。

紹介予定派遣の場合、一定の就業期間を経ることで、そのまま正社員になることも可能です。
実際に職場で働くことで雰囲気を掴むことができますし、人間関係を構築してから正社員になることができます。

また、紹介予定派遣であれば職歴として認められることもあるため、その会社で正社員にならなくても、他社で正社員として採用される可能性も高まるのです。

ただし、紹介予定派遣を用意している会社は多くないので、希望する求人を見つけるのに苦労するかもしれません。
派遣会社に登録してみて、確認をしてみると良いでしょう。

ニートから脱出するには就職エージェントを使うのが近道

これまでお伝えしたように、ニートから正社員になるためには時間との戦いです。
年齢が高くなるほど未経験からの就職は難しくなるので、若いうちに就活を始めて就職してしまわないといけません。

でも、今まで仕事をしたことが無いのに、いきなり就職活動を始めるのは勇気がいりますよね。
何から始めれば良いのかも分からないですし、どんな方法が最適なのかも分からないと思います。

そこで、就職エージェントを利用することをおススメします。
キャリアアドバイザーが担当についてくれて、非公開求人の紹介から応募書類の作成、面接対策まで就職の全面的なサポートをしてくれるわけです。

ニートでも応募できる求人をたくさん保有しているので、初めての就職であっても採用されることは難しくありません。
最短で正社員になるためのサポートが受けられますから、ニートから就職するのなら絶対にエージェントを利用するべきです。

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未経験歓迎の求人ばかりですから、フリーターやニートであっても問題なく採用してもらえるはずです。

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関東・関西圏での就職なら、利用してみると良いでしょう。


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