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転職面接のお礼状の書き方の3つの注意点!簡単なテンプレート文例付き

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転職活動のマナーでは、面接の後にお礼状を送るべきだと言われます。
転職に関する本やホームページなどを見ても、「お礼状を送ると印象がアップします」といった文言が書かれていることが多いですね。

たしかに、お礼状があると丁寧な印象を与えられるので、マイナスイメージになることは無いでしょう。
ただ、それで合否が決定するほどの威力はありません。

あくまでも面接内容で採用が決まりますから、過剰な期待はしないでください。
見返りは期待せずに、社会人の礼儀として送った方が良いですね。

ここでは、送り状の書き方とマナーについて解説をします。

目次

送り状の目的は「感謝」と「熱意」を伝えるため

結論から言いますが、送り状の送付は必須ではありません。
これを送ることで、不採用が採用に覆ったりはしませんし、選考過程で優遇される可能性も低いでしょう。

送り状の送付は、純粋に感謝を伝えるものだと考えてください。
相手から何かの行為を受けたら、「ありがとうございます」とお礼を言うのが当たり前ですよね。

応募先企業は、自分のために面接の時間を作ってくれたわけです。
それに対する感謝として、送り状を送付するのは当然のことだといえるでしょう。

あとは、自分の熱意を伝えるのにも効果的です。
わざわざ時間を割いてお礼状を作成するわけですから、入社への高い意欲を示すことができますよね。

どうでも良い企業であれば、お礼状を作ったりしないはずです。
面接を受けた時の感想や入社後にやりたい仕事など、心の中にある熱意を簡潔な言葉で書くようにしてください。

選考内容に影響はしませんが、面接官も人間ですから何かしらの感じるものがあるかもしれません。

ここまでやってダメなら、諦めがつきますよね。
自分の納得感を得るためにも、送り状を作成するのは効果的です。

特殊なケースでは選考に影響する場合もある

基本的に、送り状によって選考で有利になったりはしません。
採用するかどうかは面接の内容で決まるので、面接後に評価が変わることは期待できないでしょう。

でも、場合によっては、選考内容に影響する可能性があります。
たとえば、以下のような状況のときですね。

  • 合格かどうかギリギリで迷っているとき
  • 同レベルの応募者と比較されて迷っているとき

担当者が採用か不採用かで迷っている状況であれば、送り状によってダメ押し効果が期待できるかもしれません。

ご飯を食べに行ったときに「A定食」と「B定食」とで迷った場合、メニューに「おススメ」と一言書いてあるだけで決めることがありますよね。
選択で迷っているときには、些細なことで決断したりするわけです。

そのキッカケとして送り状が影響することがあるので、出しておいて損にはなりませんね。
かなり稀なケースですが、それで内定が出れば儲けものです。

送り状を作成するときの3つのポイント

手紙なのか、メールなのか

送り状を作成するときに、手紙を書くのかメールを書くのかで迷うと思います。
特に決まりはないのですが、応募する業界や企業、担当者の年齢などで買えるようにしてください。

銀行や証券などの金融系やメーカー系などは、堅いイメージがあるので手紙を書いた方が望ましいでしょう。
また、担当者が年配の場合にも、手紙の方が良いですね。

メールだと軽い印象を与えがちですし、失礼だと感じる人もいるかもしれません。
手紙を作成して郵送するのが、無難だといえます。

一方、ベンチャー企業や外資系などでは、スピード感や効率を重要視しますからメールで送る方が良いでしょう。
手紙だと堅苦しい印象を与えてしまい、読んですらもらえない可能性があります。

なので、面接が終わった当日に、すぐにメールで送るようにしてください。

ケースバイケースで送り状の書体は変えるべきなので、どうすれば喜ばれるのかを考えるようにしましょう。

スピード感を重要視する

送り状を送付するなら、とにかくスピードを意識してください。
面接が終わった当日に送るべきですし、遅くても翌日までに作成して送付してください。

面接が終わってから1週間後とかだと、すでに合否の結果が出ているので意味がありません。
担当者の中で印象も薄れてしまっているので、顔も思い出してもらえないでしょう。

差出人の名前を見た時に、顔をイメージしてもらえるのが理想ですね。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、送り状は早ければ早いほど良いです。

すぐにメールで送っておくか、速達郵便を利用するなど、スピードが最重要だと考えるようにしましょう。

簡潔な内容に留める

感謝の気持ちや熱意を伝えようとしすぎて、便せんを何枚も使って長々とした文章を書く人がいます。
そういった気持ちは素晴らしいことなのですが、逆効果になるかもしれません。

採用担当者は、応募者の選考作業で非常に忙しいです。
特に、中途採用の募集時期は、連日のように面接を行っていますから時間に余裕がありません。

そんなときに、長文の手紙が送られてきたらどう思うでしょうか?
最後まで読む時間がありませんし、ウザがられてしまう可能性もあります。

なので、2~3分で読めるような簡潔な内容に留めなくてはいけません。
ハガキ一枚程度で収まる内容だと、すごく読みやすいです。

メールで送る際も同じで、読むために時間取らせないないようにしましょう。
余計な手間を掛けさせないために、「ご返信は不要です。」と最後に付け加えるようにしてください。

感謝を伝えるものですから、読む人への配慮を忘れないことが大切です。

ハガキ・封書の送り状を書く時のポイントと文例

手書きで送り状を作成すると丁寧な印象になるので、感謝の気持ちが伝わりやすいメリットがありますね。
熱意のアピールにもなりますから、手書きで作成することをおススメします。

手書きのポイントとしては、次の通りです。

  • ボールペンではなく、万年筆やインクペンを使う
  • ハガキ・便せん・封筒は白色で無地のものを使う
  • 横書きではなく縦書きにする

メールの送り状を書く時のポイントと文例

ビジネス的には、手書きの送り状が望ましいですが、最近ではメールで送るのも一般的になっています。
特に、ベンチャー企業や外資系では、メールで送る方が良いですね。

メールを作成するときのポイントは、次の通りです。

  • 内容が分かる件名にする
  • 相手の企業名を省略しない
  • 文末に署名を入れる
【メールの文例】
件名:○月○日 一次面接のお礼(山田太郎)

株式会社●●●●
人事部
採用ご担当者様

いつもお世話になっております。
山田太郎と申します。

本日はお忙しい中、面接をしていただき、誠にありがとうございました。

面接でお話を伺う中で、会社案内だけでは把握しきれなかった貴社の理念やビジョンを知ることができ、私にとって大きな学びになり意義深いものになりました。

貴社で私の力を試したいと思うと同時に、ますます成長できる環境なのだという確信を持つことができました。
仕事に対する意欲も増しており、貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

取り急ぎ、面接のお礼を申し上げます。
何卒、よろしくお願いいたします。

-------------------
山田太郎
メールアドレス:
〒xxx-xxxx
東京都練馬区
電話番号 :
-------------------

以上、転職面接におけるお礼状について解説をしました。

絶対に必要なものではありませんが、送って損になるものではありません。
社会人のマナーとして、面接をしてくれた採用担当者に感謝を伝えるようにしてください。

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