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誰でもできるブラック企業の見分け方とは?ブラック企業にありがちな特徴を知っておこう

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高すぎるノルマやサービス残業を強いることで、労働者を使い捨てにする会社を「ブラック企業」といいます。
過労死や過労自殺なども増えており、社会問題になっていますね。

ブラック企業に入ってしまうと、大したスキルが身に付かないばかりか、体を壊して社会復帰できない状況になったりします。
自分のキャリアに傷がつくだけなので、転職する際には気を付けるようにしましょう。

でも、ブラック企業の多くは外面が良いので、なかなか見分けるのが難しかったりします。
だからこそ、多くの人が騙されて入社してしまうわけです。

そうならないためにも、見分け方を知っておくようにしましょう。
ここでは、ブラック企業を見分けるための方法を紹介します。

目次

ブラック企業あるある。ブラック企業にありがちな特徴とは?

厚生労働省のページにおいて、一般的なブラック企業の特徴が紹介されています。

  1. 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
  2. サービス残業やパワハラなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
  3. このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

引用:厚生労働省

簡単にまとめると、ハードにガンガン仕事をさせて、ついてこれない人間は切り捨てるというやり方です。

なので、大量採用・大量離職で成り立っており、毎月のように人の入れ替わりが激しくなっています。

ここで生き残れば相当な根性があるといえますが、達成不能なノルマを与えられたりするので得られるものはほとんどないでしょう。

もう少し、詳しく見ていきます。

大量採用・大量離職

労働条件が厳しすぎるために、ほとんどの人がすぐに辞めてしまいます。
1ヶ月で半分以上が退職することもザラにあり、いつも人が足りていない状態なんですね。

そのため、求人広告を出し続けることで、新しい人材をどんどん供給していきます。
常に新人が入ってくるので教育が追いついていない企業も多く、何も教えてもらえないままで現場に出されることもしばしばです。

スキルが身に付かない状態で高いノルマを設定されるので、ほとんどの人は結果を出すことができません。
これも、大量離職につながる原因となります。

サービス残業が常態化している

基本の労働時間は9~17時などと決まっていますが、当たり前のように残業をさせられます。
慢性的な人手不足ですから、いつまで経っても仕事が終わらないわけですね。

なので、オフィスの電気は夜遅くまでついていますし、終電ギリギリまで働かされてしまいます。

ひどい会社だと終電でも帰れずに、オフィスに泊まり込みになる場合もあるようです。
一週間の内で自宅に帰れるのは数日ということもあり、昼も夜もなく働かされてしまいます。

それなのに、残業代は基本給に組み込まれており、給料には反映されません。
毎日のようにタダ働きをさせられるわけなので、肉体的にも精神的にも疲弊してしまいますね。

使えない社員は徹底的に詰められる

高すぎるノルマを設定して、それを達成できない場合は上司から厳しく叱咤されます。
みんなの前で大声で怒鳴られたり、目標を達成できるまで飛び込み営業をさせられることもあるようです。

そうやって追い詰めることで、自主退社するように誘導するわけですね。
労働基準法では解雇のルールが厳しく決められており、会社の好き勝手に従業員をクビにできないことになっています。

そのため、使えない社員を自主的に辞めさせるために、パワハラやモラハラなどが常態化していますね。

退職を引き留めようとする

使えない社員は簡単に切り捨てますが、少しでも戦力になる見込みがあれば無理に引き留めようとします。

上司に退職届を出しても受け取ってもらえなかったり、損害賠償を請求するなど脅迫まがいの行為を行ったりしますね。

民法においては、14日前に退職を申し出れば雇用契約を解除できると定められています。
でも、ブラック企業では法律を無視して、退職の妨害工作をするわけです。

法的知識のない人だと、泣き寝入りしてしまい働き続けるといったことになるでしょう。

精神論が多い

「夢」や「やりがい」「根性」など、形のない言葉を多用します。
高すぎるノルマや目標を課しているので、ロジカルな説明ができず精神論に偏ってしまうわけです。

ノルマを達成できなければ、「根性が足りないからだ」と片付けられてしまいます。
こういった精神論は洗脳するために都合がよく、仕事ができないことを会社ではなく個人に押し付けるために使われますね。

なので、毎朝の朝礼などで、精神論で作られた社訓などを大声で復唱させるわけです。
そうやって精神論を刷り込んでいき、会社にとって都合の良いようにマインドコントロールしていきます。

対外的な印象を気にする

ブラック企業は、外側から見ると魅力的に映るものです。
会社のホームページなどには、耳障りの良い企業理念や経営者のメッセージなどが書かれています。

求人広告には、「アットホームな職場」「やりがいのある仕事」など、働きやすさを過剰にアピールする言葉が並ぶ傾向にありますね。

職場環境が最悪で離職率が高いために、印象を良くしないと人が入ってこないからです。
表面的な印象に惑わされると、入社後に後悔することになるでしょう。

ブラック企業を判断するための見分け方とは?

求人広告が魅力的すぎる

ブラック企業では大量採用・大量離職が基本なので、魅力的な広告を打って人を集めようとします。
だから、求人広告だけを見れば、優良企業のように見えてしまうわけですね。

たとえば、年収モデルが高すぎるといったケースです。
「26歳(入社2年目):年収700万円」などと、相場よりも明らかに高い年収が記載されていたりします。

でも、これはノルマをすべて達成した歩合給なども含めた年収例なので、普通の人には当てはまらないことがほとんどです。

また、応募の間口を広くしているのも特徴ですね。
「未経験歓迎」「学歴不問」「年齢不問」など、対象者が限りなく広くなるように設定されています。

社員を使い捨てだと考えているため、応募してくれるなら誰でも良いと思っているからです。
特に、フリーターから正社員を目指すような人は、こういった謳い文句に騙されて入社してしまう危険があります。

いつも求人を出している

一般的に、3~4月と9~10月に求人が増えるといわれています。
新年度や四半期の切り替えに伴って、退職した人員の補てんをする企業が多いからですね。

でも、ブラック企業の求人は、それ以外の時期でも関係なく掲載されていることが多いです。
先述したように、どんどん人が辞めているので、常に補充しないと会社を回すことができないからですね。

なので、定期的に転職サイトなどをチェックして、いつも掲載されている企業には注意してください。
離職率が異常に高いか、そもそも人が集まらないなど、何かしらの問題がある企業ということになります。

残業代が支払われるかどうか

ブラック企業の多くは、裁量労働制となっています。
裁量労働制とは、「月に○○時間働いたとする」みなし労働であり、労働時間の概念がありません。

つまり、みなし時間を1日8時間と設定すれば、5時間働いても10時間働いても、8時間として処理されるわけです。

本来は外回りの営業などで会社が労働時間の管理が難しい場合に、「○時間働いた」と設定するために使います。

もしくは、研究・開発など時間単位で成果を出すのが難しい業務でも、みなし時間が設定されたりしますね。

しかし、ブラック企業ではこの制度を悪用しており、10時間以上の労働をしたとしても「8時間の労働」などとするわけです。

これにより不当に残業代の支払いを免れているわけで、従業員からするとサービス残業を強いられることになります。

求人広告に残業代の記載がない場合には、面接で確認をしてください。
残業代を別途で支払わないのなら、ブラック企業である可能性が高いです。

労働実態の調査などを見る

厚生労働省では、労働基準法に違反した企業名を公表しています。
正当な賃金を支払わなかったり、従業員の安全管理を怠ったり、補助金を不正受給するといった法令違反ですね。

厚生労働省の労働基準局監督課から、「労働基準関係法令違反に係る公表事案」が毎年公表されます。

ここに名を連ねている企業は、高い確率でブラック企業だといえるでしょう。
求人広告などで気になる会社を見つけたら、リストに入っていないかを確認してください。

また、弁護士や大学教授などが運営する団体から、「ブラック企業大賞」が発表されています。
ネットからの投票で決定され、2012年から毎年行われていますね。

ブラック企業の判定基準は、以下の通りです。

  • 長時間労働
  • セクハラ・パワハラ
  • いじめ
  • 長時間過密労働
  • 低賃金
  • コンプライアンス違反
  • 育休・産休などの制度の不備
  • 労組への敵対度
  • 派遣差別
  • 派遣依存度
  • 残業代未払い(求人票でウソ)

各メディアにも取り上げられたりするので、かなり認知度が高くて権威性もあります。
毎年年末に公表されますから、チェックしてみると良いでしょう。

面接が簡素すぎる

ブラック企業の面接は、あって無いようなものです。
基本的にはすべて採用するつもりのため、面接では具体的な仕事の話をほとんどしません。

簡単な雑談をするだけで、数分間で終わってしまうことがあります。
応募者の志望動機や将来のビジョンなどはどうでもよく、体力はありそうか、コミュニケーション能力に問題は無いかなどを見るだけですね。

普通の企業だったら、応募者の人となりや仕事観などをチェックして、自社に合う人材かどうかを慎重に吟味します。
なので、1時間ほどの時間をかけて、ゆっくりと選考が行われるわけです。

面接を受けてみて、まともに選考してなさそうならブラック企業かもしれません。

内定の連絡が早すぎる

一般的な企業では、面接が終わってから内定の連絡までは1週間~10日くらいかかりますね。
採用活動は企業にとって重要ですから、他の応募者と比較したりして人材を慎重に選別するわけです。

しかし、ブラック企業では誰でも採用するので、ゆっくりと選考したりしません。
だいたい2日以内には内定の連絡がきますし、早ければ面接の場で採用を告げられることもあるでしょう。

内定が出ると、入社を急かされるのも特徴ですね。
考えさせないために、すぐに入社させて洗脳しようとするわけです。

特に、無職やフリーターの人だと、翌日から出社するように言われることもあり、考える暇を与えてもらえません。

企業から内定をもらうと舞い上がってしまいますが、立ち止まってよく考えるようにしましょう。
あまりにもトントン拍子に進みすぎる場合は、警戒した方が良さそうですね。

ブラック企業を避けるために転職エージェントを利用しよう

上記の見分け方を駆使しても、完璧にブラック企業を見分けることは難しいです。
ブラック企業という名前が一般化してきたため、悪質な企業の多くはブラックであることを巧妙に隠しています。

かなり注意深く観察しても、見抜けないことがありますね。
だからこそ、ブラック企業に入社してしまう人が一向に減りません。

なので、これから転職活動を始める人は、転職エージェントを利用するべきです。
転職エージェントでは、良質な非公開求人ばかりを扱っており、企業の実態を完璧に把握しています。

キャリアアドバイザーが企業を訪問して採用担当者と打ち合わせをしているので、その企業の社風や労働環境、職場の人間関係までクリアになっているわけです。

法的に問題のない会社を紹介してくれますから、間違えてブラック企業に入社してしまうリスクを防げるでしょう。

自分で調べるのには限界があるので、転職エージェントを利用して表には出てこない情報を入手してください。

他にも、転職活動における全般的なサポートが受けられますね。

  • 今後のキャリア相談
  • 求職者に合う非公開求人の紹介
  • 企業に合わせた応募書類の作成・面接対策
  • 面接スケジュールの調整
  • 給与や待遇などの条件交渉
  • 選考結果のフィードバック

求人の紹介から面接のセッティングまでしてくれるので、自分では何もする必要はありません。
仕事で忙しくて時間が無い人でも、スムーズに転職活動を進めることができるでしょう。

自分一人で活動するよりも、圧倒的に内定の確率がアップしますよ。

以下のエージェントは、実績が高いので自信をもっておススメできます。
ぜひ登録してみてください。

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また、キャリアアドバイザーの質が高いのも特徴ですね。
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