会社に居場所がない人へ!職場で孤立してしまった時の対処法について

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職場で孤立してしまったら

  • 職場で気の合う仲間がいない
  • 仕事でミスを繰り返してしまい信頼を無くしてしまった
  • 上司から嫌われて無視されている

など、職場での人間関係のトラブルを抱えている人は多いでしょう。

仕事内容が好きであっても、人間関係が悪ければ仕事が楽しくなくなってしまいます。
周りの同僚は楽しく会話しているのに、自分側の中に入れないのは苦痛ですよね。

人間関係が良ければ辛い仕事でも耐えることができますし、やりがいをもって楽しく働くことができるでしょう。
社会で働く以上は、人との関わり合いは大切なので、問題があれば解決しなくてはいけません。

ここでは、職場で孤立してしまった時の対処法について解説をします。
誰にも相談できずに一人で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

職場の人間関係でトラブルを抱える人は多い

日本は出る杭を打つ社会なので浮いた人は疎外される傾向にある

実際、職場の人間関係でトラブルを抱える人は多いです。

その理由の1つとして、日本の国民性が影響していますね。
出る杭は打つといった社会ですから、目立った行動をしていると疎外されてしまうことがあります。

例えば、本当に仕事に情熱を持つ人や、何かを変えたいと思っている人は非常に優秀なのですが、気持ちが先走ってどうしても出る杭になりがちです。

日本の会社は、周りと同調して仲良く仕事できる人が重宝されるため、上記のような他と足並みが揃わないタイプは疎外されやすくなります。

仕事で成果を出している人ほど、上司や先輩から妬みの対象になってしまうこともありますね。
足の引っ張り合いをするドロドロした会社もあるので、そういった会社だと優秀であるがゆえに苦労してしまいがちです。

嫌な人でも仕事では絶対に関わらないといけない

顔も見たくないほど嫌いな人がいても、仕事上では絶対に関わらないといけません。
同じ部署であれば連携する必要がありますし、直属の上司だったら頻繁に報連相をすることになるわけです。

これは、当たり前の様に聞こえるかもしれませんが、相当なストレスだと思います。
所詮サラリーマンなので、簡単に部署異動や他プロジェクトへの異動を申し出ることはできません。

つまり、一定期間、嫌な人と仕事をするということから逃れることはできません。
嫌な人だと思っていると、どうしてもコミュニケーションにもズレが生じてきます。

その結果、思わぬトラブルにもつながりやすいのです。

職場で居場所がなくなるとストレスを感じ続けることになる

会社内で孤立してしまうと、常に寂しい想いをしてストレスを感じ続けることになります。

一週間の内に5日間、しかも1日約8時間も自分が必要とされていないと思いながら、その場にいなければならないのです。
これほどのストレスが、他にあるでしょうか。

そのストレスによって仕事でミスをしてしまったり、他者とのコミュニケーションにおいてトラブルが発生したりするかもしれません。

悪循環でますます立場が悪くなるので、精神的にも追い込まれてしまうでしょう。

職場で居場所がなくなる人の特徴

社風や待遇に不満を持っていてネガティブな感情がある

会社に対して何かしらの不満を持っている人は、自分から殻に閉じこもってしまい周囲とのコミュニケーションを避けることになりがちです。

社風や労働待遇に不満を持つと、会社への忠誠心が無くなってしまいます。
上司に直訴しても反発されてしまうでしょうし、反旗を翻した人物として周りからも敬遠されてしまうでしょう。

このように、組織の和を乱す危険人物という扱いとなり、どんどん職場から孤立することになります。

コミュニケーションが苦手で自分から人を遠ざけてしまう

人付き合いが苦手でコミュニケーションができない人だと、気まずい雰囲気を恐れて自分から人を遠ざける傾向にあります。
嫌われたくないという気持ちが強すぎて、人と話すことを避けるようになるんですね。

でも、積極的に話さない人は不愛想な印象を与えてしまうので、逆に周りから嫌われる原因となります。
話しかけても会話が続かないし、なんだか愛想も悪く感じられることで周りが離れていくわけです。

そして、離れていった人たちに自分から声をかける勇気もないので、結果周囲から浮いてしまって居場所がなくなってしまいます。

要領が悪く仕事でミスを繰り返してしまう

注意力が足りずに仕事でミスを繰り返す人も、職場で孤立しやすいタイプですね。
自分がミスをすることで周りに迷惑を掛けてしまいますし、あまりにもミスが多いことで煙たがられる存在となります。

はじめの内の何度かは周りも笑って許してくれていたものが、どんどんと周りもストレスが貯まり、とうとう疎外される対象になってしまい居場所がなくなるケースです。

そして、失敗してはいけないと思いすぎるとプレッシャーが強くなり、それが新たなミスを誘発するといった悪循環が生まれてしまいます。

話すときに「でも」「だって」などと他人を否定する

他人を否定する癖がついている人も、周りから人が離れる原因となりますね。
「でも」「だって」などの逆説が口癖だと、相手は否定された気持ちになって話していて気分が悪くなってしまいます。

誰でも否定されるのが分かっていれば、話したいとは思わないでしょう。
周りから共感されることがありませんから、一人ぼっちで孤立してしまうわけですね。

飲み会や食事会などの場に積極的に参加しない

仕事終わりの付き合いが悪い人も、職場での信頼関係を築くのは難しいでしょう。

先述しましたが、日本社会で出る杭は打たれやすい傾向にあります。
そのため、日本企業の多くは、催事などで同じ時間を共有することを非常に重要視するのです。

飲み会や食事会などの場に参加しない方は、「ノリが悪い」「協調性がない」など批判の対象になってしまいます。
そして、最終的には疎外され、居場所がなくなってしまうことが多々あるのです。

会社で孤立したときの対処法

自分で問題を自覚しているなら改善するための努力をする

自分の問題点が分かっているなら、改善のために努力を怠らないでください。

自覚をしているということは、心当たりがあるということです。
その心当たりから、なぜ自分が孤立してしまったかを洗い出し改善していきましょう。

たとえば、自分から人を遠ざけているのであれば、積極的に話すようにしないといけません。
自己主張が強すぎるなら、周りに共感するようにしてください。

自分が変われば回りも変わるので、職場での対応も良好になる可能性はあります。

挨拶だけでも良いから周りの人との接点を増やす

同僚との接点を増やすだけで、距離感を近づけることができるようになります。
心理学的には「ザイオンス効果」と言われており、人は接触回数が多いほど相手に好感を持つ傾向があります。

孤立するきっかけは、些細なことの積み重ねが多いです。
積み重なったあなたへの不満を解消するためには、時間をかけて印象を変えていかなければなりません。

その方法のひとつが挨拶です。
挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいませんので、出退勤時に簡単な挨拶を必ずするだけでも印象は必ず良くなります。

挨拶がしっかり返ってくるようになったら、そこから一言二言世間話を挟むようにしていけば自然と会話も生まれていくはずです。

プライドを捨てて弱みをさらけ出してみる

自分の弱みをさらけ出すことができれば、周りの人は好印象を持ってくれます。

孤立するタイプで多いのは、自分の内に閉じこもってしまう人です。
周りからしても何を考えているかわからないので話しかけづらず、結果的に自然と疎外対象になってしまいます。

また、性格が読めないので、勝手な人物像が周りに出来上がってしまい、根も葉もない悪い噂ばかり広まってしまう可能性もあるでしょう。

そのため、時にはプライドを捨てて弱みをさらけ出してみることが大事なのです。
出る杭は打たれるといいましたが、逆に自分より弱いと思う人には優しくしたくなるものです。

思い切って自分をさらけ出してみましょう。

仕事は稼ぐための手段と割り切ってプライベートを充実させる

職場の人間関係を改善できないなら、開き直ってみることも大切です。
仕事は稼ぐための手段と割り切ってしまい、仕事以外の楽しみを見つけましょう。

自分の孤立を正当化してしまうことで、孤立していることへのストレスを減らすことができます。
何か楽しみを見つければ、それが心の支えとなって仕事も耐えることができるはずです。

また、プライベートが充実していれば、プライベートのための仕事という前向きな気持ちになり、仕事自体は非常にやりがいのあるものになるかもしれません。

自分の得意分野を見つけて結果を出して認めてもらう

普段からミスを繰り返しがちな人は、自分の得意分野を見つけて伸ばすようにしてください。
仕事で結果を出せば周りの目が変わるはずですし、一人前として認めてもらうことができるでしょう。

先述した内容だと、コミュニケーションが苦手な人や、プライベートを充実させることが苦手な人には難しい点があります。

しかし、仕事で結果を出すことで会社に貢献ができれば、必ず会社が認めてくます。
その結果、周囲の同僚も認めてくれるようになり、結果的に孤立が解消される可能性も出てきます。

自分のスキルを振り返ってみて、得意なこと・苦手なことを洗い出してください。
仕事上の強みを見つけることができれば、それが自分の武器となるはずです。

1人でも良いから自分の味方になる人を作る

完全に孤立してしまったら、まずは一人でも良いので自分の味方を作りましょう。

多くの人に理解されて認められるというのは、非常に難しいことです。
ただニコニコして誰にでも良い顔をしていては、八方美人として疎外されてしまう可能性もゼロではありません。

しかし、1人でも本当に仲のいい人ができれば、話は別です。
それ以外に無駄な労力を使わなくていいですし、いくら大勢の人から疎外されようとも、安心できる場所があるのですから、孤立しているという気持ちにさえならなくなります。

そこから仲間の輪が広がることもありますし、まずは一人から仲良くなることを意識しましょう。

どうしても解決しないなら転職を考える

人間関係の問題は深いので、どうしても解決しないなら転職を考えるべきです。
こちらから歩み寄っても解決できない場合が多いですし、そんなことで労力を使うのは時間の無駄だと思います。

職場が変われば環境も変わりますし、良い人に巡り合えればトラブルにはならないでしょう。
悩むくらいなら、さっさと辞めてしまった方が良い場合が多いです。

人間関係による退職者は多いので恥ずかしいことではない

そもそも、人間関係による退職は、恥ずかしいことではありません。

Webメディア「人事のミカタ」が発表した「退職理由のホンネとタテマエ」によると、雇用主に伝えた建前の理由1位は「結婚、家庭の事情」ですが、本当の退職理由の1位はぶっちぎりで「人間関係が悪かった」でした。

つまり、誰もが本当は言えない職場の人間関係が原因で退職しているのです。

新しい職場なら人間関係を再構築することができる

転職すれば人間関係をリセットできるので、すべてをやり直すことができます。

先述した孤立への対処法は、もちろん簡単なことでありません。
すでに孤立している中で、周りに声をかけたりすることは相当勇気がいることでしょう。

しかし、新しい職場でなら、対処法も実施しやすいことばかりです。
新入社員となれば必ず周りが興味を持ってくれます。

そこで、今度こそは孤立しないように、前職での失敗を活かせばいいのです。

自分を受け入れてくれる文化や理念を持つ会社があるはず

今の職場で浮いた存在であったとしても、別の会社では自分を受け入れてくれることはあります。

職場に居場所がなくなったのは、必ずしも自身のせいとはかぎりません。
どうしても、文化や理念が自分に合わない会社もあるのです。

しかし、逆もまたしかりで、受け入れてくれる文化や理念を持つ会社があるはずです。
今回はたまたま合わなかったのだと割り切り、一刻も早くそういった会社を探して転職してしまった方が良いことも多々あります。

やりがいのある仕事に就けば居場所を確保することができる

仕事にやりがいを持つことができれば、そこが自分の居場所となるはずです。

やりがいのある仕事というのは、自分に合っている仕事ということですから、自分の想像以上にポジティブな気持ちで満たされます。

ポジティブであれば、自然と周囲から声をかけてもらえるものですし、コミュニケーションも円滑になるでしょう。

自分が本気で打ち込める仕事が見つかれば、楽しく働くことができるはずです。
自己分析をしっかりと行って、自分に合った会社を探すようにしてください。

人間関係で転職するなら転職エージェントを利用しよう

職場で孤立した時には、最終手段として転職する方法が良いと思います。
新しい職場だと人間関係も新しくなるため、一から関係性を作っていくことができるわけです。

ただし、転職先でも合わない人がいたりすると、また人間関係の問題が発生します。
社風や待遇に問題がある場合にも、気持ちよく働くことができずに孤立してしまう原因となってしまうでしょう。

このように、よく考えて行動しなければ、転職しても問題が解決しないことがあるわけです。

そこで、転職エージェントを利用することをおススメします。
一般には出回らない非公開求人を紹介してくれるのが特徴で、キャリアアドバイザーに相談すれば企業ごとの詳しい内情を教えてもらうことができます。

職場の人間関係は外側からは見えませんが、キャリアアドバイザーは企業の担当者と密に打ち合わせをしているので、様々な企業の内情を知り尽くしているわけです。

色々な側面を考慮して働きやすい企業を紹介してくれるので、転職によって人間関係が悪くなるといったリスクを防ぐことができるでしょう。

他にも、応募書類の作成や面接日時の調整なども代行してくれ、給与・待遇の条件交渉なども代わりにやってもらえます。
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