離職期間(ブランク)が長いと転職に不利なのか?ブランクがマイナスにならない面接での伝え方

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会社を辞めてから転職活動をする場合、すぐに内定をもらえずに時間が経ってしまうことがあります。
仕事に就いていない期間を「離職期間(ブランク)」と言いますが、これが長くなっている人は注意が必要です。

まず、経済的に苦しくなってきますし、応募先の企業からも敬遠される可能性があるからですね。
なので、面接の際に上手く説明しないと、内定をもらうことはできません。

ここでは、ブランクが長い人が面接を突破するための方法を解説していきます。

離職期間(ブランク)が長いことは珍しくない!

「マイナビ」が離職後に転職活動を行った人を対象に、アンケートを行いました。
その結果、次の会社が決まるまでの期間は、以下のようになっています。

参照:マイナビ

グラフの結果をまとめると、次のようになりますね。

3ヶ月未満:23%
3~6ヶ月:19%
6ヶ月以上:58%

一般的に転職活動は3ヶ月が目安とされていますが、8割近くの人がそれ以上の期間を費やしているようです。
半数以上が6ヶ月以上となっているので、ブランクがあることは珍しくないということになります。

そして、転職活動中に感じたこととして、以下のようなアンケート結果もあります。

参照:マイナビ

離職中の転職活動では、精神的な辛さを感じつつ、実際に選考に不利だと感じているということです。

こんな状態だと気持ちが焦ってしまいますし、応募先選びも妥協してしまうでしょう。
理想とは程遠い会社に入ってしまい、また短期間で転職を繰り返すことになるかもしれません。

ブランクがあるときには納得できる説明が必要

すぐに転職先が見つかれば良いのですが、実際には上手くいかないことが多いですね。
実際に、58%の人がが半年以内に転職できていないデータがあるので、すぐに仕事が見つかるという保証はありません。

なので、ブランクができてしまった場合には、応募企業に説明できる理由を用意することが大切です。
納得できる理由があれば、ブランクが長くても問題視されないでしょう。

面接で質問されたときに困らないように、あらかじめ正当な理由を用意しておきたいですね。

企業側は離職期間(ブランク)をどう考えているか?

新卒なら研修などを設けてゆっくりと教育していきますが、中途採用の場合にはそういったものはありません。

職歴があるので基本スキルを持っていて当たり前ですし、過去のキャリアを活かしてすぐに活躍してほしいと期待されています。
つまり、中途採用では即戦力が求められるということですね。

そういった理由から、ブランクがある人を企業は敬遠する傾向にあります。

  • 仕事の勘が鈍っているのではないか?
  • 持っている業界知識が古いのではないか?
  • 仕事への意欲が下がっているのではないか?
  • スキルや人間性に問題があるのではないか?
  • 計画性が無いのではないか?
  • 理想が高すぎるのではないか?

ブランク期間が長くなるほど、企業としては上記のような懸念を抱きがちです。
なかなか仕事が決まらない人には、何か問題があるかもと不安になってしまいます。

特に、エンジニア系やIT・Web業界、アパレル業界にはトレンドがあるので、ブランクが長い人だと最新知識を持っていないと思われてしまうでしょう。

企業は納得できる理由を求めている

では、ブランクができてしまったらどうするのか?

本気で転職活動をしていても、自分が求める求人が無いことがありますし、縁が無ければ数ヶ月も職が決まらないことはあるでしょう。
もしくは、怪我や病気などの事情で、転職活動ができないこともあり得ます。

そういった場合には、企業側にちゃんと理由を説明してください。
やむを得ない事情があれば採用担当者は納得してくれますし、選考で不利になることはありません。

正当な理由を説明できると、むしろ責任感が強いという印象を与えられるので、プラスの評価をもらえることもあります。
なので、適当に誤魔化すのではなく、ハッキリと伝えるようにしてください。

転職面接でマイナスにならない離職期間(ブランク)の伝え方

履歴書や職務経歴書に空白期間があると、その理由について必ず質問されます。
先述したように、企業はブランクが長い人を敬遠する傾向にあるので、そこに至ったプロセスを明確にしたいからです。

なので、ネガティブな意見や納得できない回答をすると、内定をもらうのは難しいといえるでしょう。
誰が聞いても、「それは仕方ない」と思われる理由が必要となります。

納得できる理由としては、以下のようなものがありますね。

  • 資格取得の勉強に専念していた
  • 家族の介護が必要になった
  • 病気や怪我で療養していた
  • スキルアップの勉強をしていた
  • 起業・個人事業などで仕事をしていた
  • 出産・育児を経験していた

資格取得の勉強に専念していた

単に休んでいたのではなく、資格の勉強をしていたのなら納得感があります。
弁護士や公認会計士など、難関資格であるほど説得力は高くなるでしょう。
資格を取得できなかったとしても、努力だけは認めてもらえるかもしれません。

他にも、業務に関連する資格であれば、それなりの評価になるはずです。
専門性の高い資格ほど、評価は高くなる傾向にありますね。

ただ、仕事をしながら資格を取得する人もいるので、そういった人と比較されると見劣りする可能性があります。
「前職では残業が多く時間が取れなかった」など、やむを得ない事情を伝えるといった工夫が必要です。

家族の介護が必要になった

両親や親族の介護となると、本人に対する非はありません。
なので、企業側も事情を理解してくれるでしょうから、マイナスの評価を受けることはないでしょう。

ただ、プラスの評価にもならないですね。
介護中も勉強や情報収集をしていたなど、何かしらの努力をしていたことをアピールしてください。

採用後に戦力になると期待をもってもらえれば、内定をもらえる可能性が高いです。

病気や怪我で療養していた

本人の怪我や病気なども、やむを得ない事情として認知されるでしょう。
ただ、家族の介護と同じように、プラス評価にはなりません。

ここでの懸念点は、仕事の勘が鈍っていないかということです。
数ヶ月間も現場から離れていると、どうしても忘れることが多くなります。

療養中もスキルアップの努力をしていたなど、何かしらの成果が必要ですね。
資格を取得するなど、目に見える成果を提示できるのがベストです。

スキルアップの勉強をしていた

資格などが無くても、業務に関連するスキルを磨くことはできます。
業界内のセミナーへ参加したり、関連書籍を読んだりなど、知識やスキルを学ぶ機会はいくらでもあるでしょう。

語学力を磨くために、短期留学するといった手段もありますね。
お金に余裕がないとできませんが、外資系企業への転職を考えているなら選択肢としては悪くありません。

転職活動をしながら勉強も行っていたとアピールできれば、それは高く評価してもらえるはずです。
採用後の即戦力として期待されますから、離職期間中に学んだことを発表してみてください。

起業・個人事業などで仕事をしていた

脱サラして、自分でビジネスをするといった人も増えています。
それが軌道に乗れば良いのですが、上手くいかなくてサラリーマンに逆戻りする人もいますね。

こういった理由なら、プラスに評価する企業も多いです。
自分でビジネスができるのはスキルが高い証拠ですし、応募先企業と関連する業務なら即戦力として活躍できるでしょう。

なので、自分が行ってきた仕事内容を、アピール材料として説明できるようにしてください。

出産・育児を行っていた

最近は「イクメン」という言葉もあるほど、男性が積極的に育児に参加する文化ができてきました。
なので、女性だけでなく男性も、出産・育児による転職が増えています。

女性の社会進出によって、出産・育児に理解のある企業も多くなってきました。
ブランク期間が長くなっても、問題視されないことが多いです。

ただ、何度も解説したように、「ブランク期間中に何をやっていたか」「入社後にどんな活躍ができるか」といった説明は必要になります。
詳しく話せるように、回答内容を用意しておいてください。

以上、ブランクが長い人の転職について解説をしました。

離職期間が長くなると不利になる傾向にありますが、ちゃんとした理由があれば問題になりません。
前向きな理由を説明することで、採用担当者を納得させてください。

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