未経験の男性が事務職へ転職できる?事務職を目指す男性が意識するポイント

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最近は、ワーキングプアやブラック企業などが問題となっていて、ハードな仕事なのに低賃金という矛盾が常態化しています。
毎日の仕事に対して、疲れてしまっている人も多いですね。

そういった理由から、仕事に疲れた男性が事務職を目指すケースが増えています。
営業のノルマに追われて残業ばかりの毎日よりも、少しくらい給料が下がっても余裕を持った生活がしたいということでしょう。

ただ、事務職といえば、女性の仕事というイメージがありますよね。
お茶くみやコピー取りなどの簡単な雑用が中心で、男性には入る余地がないと思われがちです。

しかし、少ないながらも男性の事務職を募集する企業はあります。
女性は結婚・出産などで退職するリスクがあるので、長く働ける男性が求められる場合があるんですね。

本気で事務職に興味があるのなら、男性であっても問題にはならないでしょう。
ここでは、男性が事務職に転職する方法を紹介します。

ライフスタイルを重視する男性が増えている

若者は出世に興味がない?

株式会社クロス・マーケティングによる「若手社員の出世・昇進意識に関する調査」において、若者の出世意欲についてが明らかになりました。

「将来的に出世したいか?」という質問に対して、以下のような結果が出ています。

出世に関心がある人が40.8%なのに対し、出世に関心がない人の割合は59.2%もいるんですね。
若者の半数以上が、出世に興味がないということです。

出世を望まない理由としては、以下のような結果が出ていますね。

  1. ワークライフバランスのとれた生活をしたいから
  2. 責任の範囲が広がるのが嫌だから
  3. 出世しても給与・年収がそれほど上がらないから

若者の多くは、出世よりもライフスタイルを重要視していることが分かります。
なので、「バリバリ働いて成り上がりたい!」といった、野心的な若者は減っているということでしょう。

事務職の人気が高くなっている

仕事よりも私生活を優先する若者が増えたことで、事務職を志望する男性が増えているようです。
残業や休日出勤がないため、定時に帰れて体力的にも楽だといった理由からですね。

仕事の花形といえば営業職ですが、知らない人と接することになるので人見知りの人にとっては辛い仕事でしょう。
ノルマや競争が激しいためにプレッシャーがありますし、外回りに出かけるのも体力がないとキツイと思います。

こういった理由から、少しくらい給料が下がっても、精神的なゆとりやプライベートの時間を確保できる事務職の人気が高まっているわけです。

事務職のメリット・デメリット

メリット

  • プライベートの時間を確保できる
  • 体力的な負担が少ない
  • 上司からのプレッシャーが少ない

休日出勤や残業などが少ないので、プライベートな時間を確保することができます。
仕事終わりにジムへ行って汗を流したり、家族との時間を増やしたり、人生を充実させることができるでしょう。

また、社内での内勤業務が中心のため、体力が無くても問題ありません。
年を取っても長く勤めることができますから、将来的な安心感が強いですね。

そして、ノルマや競争が無いことで、上司からの圧力を感じずに済むということは大きいです。

営業職の場合だと、結果が出ないと上司から厳しく詰められてしまいます。
パワハラまがいの行為を受けると、退職せざるを得ない場合もあるでしょう。
常に数字を追いかける生活をしていることで、精神的に疲弊してしまうわけです。

このような心配がなくなることで、気持ちに余裕をもって生きられることになりますね。

デメリット

  • 高収入を望めないことが多い
  • やりがいに繋がりにくい
  • デスクワーク特有の病になる
  • 他の部署へ異動になることがある

やはり、事務職は営業などと比べると給料が下がってしまいがちです。
女性が中心の職種のため、年収が200万円台のところも多いですし、ガッツリ稼ぎたい人には向いていません。

長く働いても昇給が望めないことも多く、所帯持ちの人だと苦しくなる可能性があります。
ずっと独身なら良いですが、結婚して子供を作る気なら厳しいかもしれませんね。

あと、単調な事務作業ばかりなので、仕事にやりがいを感じるのが難しいです。
売上目標などの目指すものが無く、達成感を得ることができません。
縁の下の力持ち的なポジションですから、脚光を浴びることは少ないでしょう。

他にも、体力的に楽な仕事ですが、腰痛や肩こりなどのデスクワーク特有の病気にかかりやすくなります。
常に座りっぱなしなので運動不足になりますし、意外と体力を使う仕事です。

意外と意識されないのが、他部署への異動リスクですね。
事務職は誰でもできる雑用という認識があり、人員不足の際の補助要員として見られていることがあります。

なので、営業職で人手が足りなくなると、事務員から駆り出されたりするわけです。
事務職で採用されたのに、半年後に営業部に異動になったというケースは少なくありません。

いつまでも事務職でいられる保証はないので、面接の際に詳しく確認する必要があるでしょう。

男性が事務職に転職するための方法

未経験での応募なら社会人としてのスキルをアピールする

男性でも事務職に就くことはできますが、やはり女性を念頭に置いている企業が多いため、簡単に内定が取れるわけではありません。

男女雇用機会均等法により求人票に「女性限定」と書けないので、表向きには男女どちらでも応募可能ということになっています。
しかし、実際に応募してみると、女性のみの募集だったというケースが多いです。

未経験から事務職を目指すなら、女性の応募者と差別化をしないといけません。
そのためには、これまでの社会経験をアピールすることが大切です。
基本的なビジネスマナー、責任感やプロ意識の高さなどといったことですね。

女性の場合、結婚や出産などで退職してしまうリスクがあります。
だから、責任感をもって長く働くことができるとアピールすれば、女性よりもメリットを感じてもらいやすいわけです。

男性ならではの利点を活かすことで、内定をもらいやすくなるでしょう。

経理事務や総務部門での採用を目指す

一般的な事務職のイメージとしては、営業資料や契約書などの資料作成、パソコンでのデータ入力や電話応対などの仕事ですよね。
一般事務やOA事務、営業事務といった職種となります。

こういった職種だと女性がメインなので、男性の採用は難しいでしょう。
気配りができる女性の方が使い勝手が良く、男性が求められることはありません。

なので、男性であれば、経理事務や総務部門の募集へ応募してください。

経理事務は、売り上げや伝票などのお金を管理する仕事で、小口現金出納や交通費の清算、請求書発行や銀行振り込みなどの業務を行います。

社内のキャッシュフローを管理する部署ですから、将来的な幹部候補として男性を採用することが多いです。
お金の管理なので正確性が求められプレッシャーも強いですが、男性が活躍できる事務職だといえますね。

総務部門は「何でも屋」的な要素が強い仕事で、かなり広範囲な業務を行う部署です。
備品や消耗品の管理や社員の健康管理、広報活動や社内イベントの企画など、やることにまとまりがありません。

力仕事なども必要になってくるので、男性を募集することが多いですね。
厳密には事務職ではないかもしれませんが、内勤で働ける職種として人気が高くなっています。

どういった部署に応募するかも大切ですから、男性が採用されやすい場所を見極めることが大切ですね。

中小企業・ベンチャー企業に応募する

安定を目指して大企業を志望する人が多いですが、未経験で採用されることは無いでしょう。
大企業では、スペシャリストを求めているので、事務職の経験がないと門前払いとなってしまいます。

なので、まずは中小企業やベンチャー企業にて、経験を積むようにしてください。
小規模な会社の方が採用率が高いですし、仕事の範囲が広いのでキャリアを作ることができます。

そこで経験を積むことができれば、大企業への転職も難しくないでしょう。

できれば資格も取得しておく

事務職で役に立つ資格としては、簿記検定や秘書検定などがありますね。
特に、経理事務であれば、簿記の知識は必須だといえるでしょう。
簿記2級くらいなら、数ヶ月の勉強で取得することができるはずです。

他にも、WordやExcelなどの資格である「Microsoft Office Specialist」(MOS)を持っておくと、かなり有利になります。
難しい資格ではないので、テキストを買って独学すれば十分に合格できるでしょう。

未経験で実績が無いのであれば、資格を持っておくべきです。
選考で有利になるためにも、在職中に資格を取得してから転職活動を行うようにしてください。

以上、男性が事務職に転職する方法について解説をしました。

事務職に男性を求める企業は増えているので、内定をもらうことは難しくないでしょう。
女性の応募者に負けないために、自分をうまくアピールすることが大切です。

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