正社員経験なしでも転職できるのか?30代以降でも正社員登用を目指す方法

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アルバイトや派遣社員から、正社員の雇用を目指す人は多いと思います。
若いころは、自分のやりたいことを優先して非正規雇用でも良いかもしれませんが、年齢を重ねてくると正社員でないと生活が厳しくなってくるでしょう。

結婚して家族を持ったり、老後の生活などを考えると、少しでも安定している正社員を目指すのは当然のことですよね。
福利厚生や昇給・賞与などが充実しているので、非正規雇用とは大きく待遇が異なります。

でも、非正規の仕事しか経験していないと、アピールできる職歴やスキルが無いので不安になってしまいますよね。
「自分の経歴で評価してもらえるのか?」と、心配する気持ちもわかります。

たしかに、未経験から正社員を目指すのは簡単ではないですが、正しいプロセスを踏めば不可能ではありません。
なので、諦めずに挑戦をしてみると良いでしょう。

正社員未経験は転職市場でどのように評価されるか?

非正規雇用は毎年のように増え続けている

厚生労働省が発表した「非正規雇用の現状と課題」によると、年齢が上がるほどに非正規雇用者が増えていることが分かります。

最も増えているのが65歳以上ですが、「35~44歳」「45~54歳」といった働き盛りの年齢層でも非正規雇用は増え続けているようです。

年齢が高くなると求人の数自体が減ってきますし、非正規雇用から抜け出すのは難しいと言わざるを得ません。

パートやアルバイト、派遣社員や契約社員などでは、安定した収入を見込みにくいですから、アピール方法を工夫して少しでも早く正社員を勝ち取るべきですね。

中途採用では経験者が優遇されている現状

一般的に、中途採用では即戦力が求められます。
新卒ではなく中途で人材を集める理由としては、教育コストを削減してすぐに活躍してくれることを望んでいるからですね。

企業の採用担当者は、応募者の職歴やスキルなどを吟味して、自社の業務で役に立つかどうかを判断します。
だから、転職を成功させるためには、会社が求めている人物像を理解して、それに見合った人材であることをアピールしなくてはいけません。

そういった理由から、そもそも未経験者を募集していない企業も多いです。
正社員経験が無ければ、応募すらできない企業が多いというのが現状ですね。
非正規雇用になってしまうと、抜け出すのが難しくなってしまいます。

しかし、少なからず未経験を募集する企業もあるので、そういったところを狙っていけば正社員での内定も夢ではありません。

フリーターから正社員になっている人は少なくない

厚生労働省が発表した「若者雇用関連データ」において、若者の就職状況についての統計が出されています。

それによると、20~29歳でフリーターから正社員になった人は、意外と多いという結果が分かりました。

フリーター歴6ヶ月以内だと、男性の72.5%・女性の64%が正社員として就職することができてきます。
フリーター歴が3年を超えていても、男性の57%・女性の48.9%が正社員になっていますね。

若者の半数ほどが正社員になっているわけですから、普通に努力をすれば誰でも非正規雇用から抜け出すことができるでしょう。

ただし、これは20~29歳の若者のデータですから、30歳以上になると少し割合は減ってくるはずです。
30代以上で正社員歴がない人は、かなり工夫しないといけませんね。

正社員で採用されるために心がけるべき4つのこと

20代ならアピールの仕方で何とかなる

20代前半であれば第二新卒のカテゴリに入るので、職歴は重要視されないことが多いです。
なので、正社員経験が無かったとしても、不利になることは無いでしょう。

企業が20代前半に求めているのは、「なぜその仕事がしたいのか?」という思いについてです。
熱意のある志望動機が聞きたいと思っているので、自分の思いの丈をぶつけるようにしてください。

20代後半になると職歴も重視されますが、それでもポテンシャルが期待できれば採用されることがあります。
「これまで非正規を続けてきた理由」と「正社員を目指すことになったキッカケ」に矛盾が無ければ、特に問題視されることは無いでしょう。

資格に頼ろうとしない

正社員歴のない人のありがちな失敗として、資格に頼りすぎることがあります。
アピールできる職歴が無いから、資格を取得して欠点を補おうとするわけですね。

たしかに、考え方としては間違いではないのですが、資格があっても実務経験がないと通用しません。
資格保持者は他にもいますから、大したアピールにはならないでしょう。

資格よりも大切なことは、その仕事や企業に対する熱意です。
「なぜその仕事がしたいのか?」「なぜその企業に入りたいのか?」など、熱意が伝わらなければ内定をもらうことはできません。

職歴が無いのは仕方ないので、それは熱意でカバーできるようにしてください。

正社員経験が無いことに引け目を感じない

アピールできる職歴が無いと、自分にコンプレックスを感じてしまいますよね。
でも、正社員歴がないからといって、落ち込まないでください。

これまで非正規として働いてきた経験でも、立派なアピール材料となります。

  • アルバイトとして○○の経験をした
  • 派遣社員として真剣に仕事に取り組んできた
  • 契約社員として一般社員と同等の仕事を任せられていた

正社員でなくても仕事の経験があれば、その中から得たものを考えてください。
失敗や成功の経験から学んでいれば、採用担当者はそれを評価してくれるはずです。

ネガティブになって何もアピールできないのなら、受かるものも受からなくなってしまいます。
自分に自信をもって、堂々とアピールすることが大切ですね。

正社員経験が無いことの理由を用意しておく

ある程度の年齢で正社員の経験がない場合、企業としては「人間的に問題があるのかも」と警戒してしまいます。
その警戒心を解かないことには、内定をもらうことが難しいでしょう。

つまり、「なぜ今まで正社員で働かなかったのか?」という質問に対して、納得できる理由を用意しておこうということです。

  • 両親の介護をしていた
  • 非正規で色々な業務を経験したかった
  • 資格取得の勉強をしていた

採用担当者の不安を取り除くことができるように、それなりの回答を用意しておいてください。

そして、これから働く上での意気込みを語ることも大切です。
担当者としては、「すぐに辞めないかどうか」「マジメに働いてくれるかどうか」といった不安もあります。

それらを解消するためにも、仕事に対する熱意や意気込みを語りましょう。

正社員になるための具体的な転職方法

紹介予定派遣から正社員を目指す

未経験から正社員を目指す方法として、「紹介予定派遣」というものがあります。
これは、派遣社員として企業で一定期間働いた後、その企業の正社員として雇用契約を結ぶものです。

求職者は、実際に仕事を経験することができるので、その仕事が自分に合っているかを確かめることができます。
企業側としては、労働者のスキルや習熟度を見ることができ、リスクなく正社員として登用することができるわけです。

事業の拡大や新規事業の立ち上げなど、早急に人手が欲しい企業から人気が高い雇用形態ですね。

ただし、必ずしも正社員になれるわけではありません。
派遣期間中に不適格だとみなされると、その後の雇用契約は結んでもらえないでしょう。

最長6か月の派遣期間で、自分仕事ぶりをアピールする必要があります。
初めから正社員を目指すよりは敷居が低いので、かなりおススメの方法です。

地方の中小企業へ応募する

都市圏の有名企業であれば、求人を募集すれば数百人の応募が集まります。
なので、スキルの高い人材を選別して採用することができますね。

一方、地方の中小企業だと、なかなか人材が集まらないという悩みを抱えていることが多いです。
求人広告を1年中出したとしても、ほとんど応募が無いという企業もありますね。

そういったところを狙っていけば、正社員経験が無くてもチャンスはあるでしょう。
比較されるライバルが少ないために、自分の人間性などで評価してもらえるはずです。

そこで正社員として経験を積むことで、将来的に転職をするときにキャリアアップにつなげることができるでしょう。
地方で働くのが嫌だと思う人もいるかもしれませんが、実績を作るための準備期間だと考えれば耐えることができます。

市場価値が高いスキルを身に付ければ、都市圏の大企業への転職も夢ではありません。

以上、正社員経験なしの転職について解説をしました。

中途採用では職歴を重要視する傾向にあるので、正社員の経験がないと厳しくなるかもしれません。
でも、自分のアピールポイントを明確にしておけば、未経験からでも内定を勝ち取ることができるでしょう。

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