書類選考で不採用になる人へ!転職で書類選考の通過率を高める2つの方法

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転職活動を始めると、書類選考を通過できずに悩む人が多いようです。
たしかに、新卒の時と違って、転職では書類選考の通過率はあまり高くありません。

中途採用を募集する企業は即戦力を期待しているので、自社のニーズに合わない応募者は容赦なく落としていくからです。
企業によって求める人物像は異なりますから、それに合わせられるかがポイントとなりますね。

どれだけ表面的にキレイ事を並べても、応募企業のニーズに合っていないと意味がありません。
なので、採用担当者が喜ぶように応募書類を工夫しましょう。

転職活動時に書類選考で苦労する人は多い

エン・ジャパンが運営する「ミドルの転職」において、「転職活動中の悩み」に関するアンケートが行われました。

転職活動中で一番苦労したことについて、以下のような結果が得られています。

最も多かったのが、「書類選考通過」で33%となっていますね。
およそ3人に1人の割合で、書類選考が通過しないことで苦労しているわけです。

苦労した理由としては、次のような回答がありました。

  • 書類を何枚も書かなくてはいけない
  • アピールできる職歴が無い
  • 転職回数が多くて落とされることが多かった
  • どのようにアピールするべきかで迷った
  • 企業ごとに表現を変えたが徒労で終わってしまった

やはり、適切なアピール方法が分からない人が多い傾向にあります。
上手くアピールできないから落とされてしまい、他の企業へ応募する際にまた書類を作らないといけないというサイクルに陥りがちです。

内定までの平均応募社数は18.27社

株式会社リクルートキャリアは、2274人のビジネスパーソンを対象に、「転職世論調査」を行いました。

転職活動において応募した企業数は、以下のような結果となっています。

全体の平均応募社数は18.27社で、年齢が上がるほど応募社数も増える傾向です。

  •  ~25歳:13.62社
  • 26~30歳:14.98社
  • 31~35歳:15.61社
  • 36~40歳:20.26社
  • 41歳以上:23.65社

36歳を超えると書類選考の通過率はガクンと下がるので、上手いアピール方法を知っておかないといけません。
それなりのキャリアや経験はあるはずですから、見せ方を変えるだけで通過率を大幅に向上させることができますよ。

書類選考の通過率と選考期間

書類選考の通過率は結果論にすぎない

一般的に、書類選考の通過率は30~50%だとされていますね。
応募する業界や企業、応募者のスキルなどによって変わりますが、大体はこれくらいの通過率になるはずです。

通過率が30%だとすれば、5社の面接を受けるためには、最低でも15社に書類を送らないといけない計算になります。
でも、これは単なる机上の空論なので、意識しなくても構いません。

ちゃんと自分の強みと弱みを理解して、応募する企業とマッチングしていけば、書類選考の通過率を100%にすることも可能です。

そもそも、企業側は書類選考の通過率なんて考えていません。
ニーズに合う応募者なら面接に呼びますし、合わなければ落とします。

極端な話、応募者全員が気になる人材なら100%通過になりますし、全員がマッチしない人材なら0%の通過率になるということです。

だから、書類選考の通過率なんて、あって無いようなものだと思ってください。
大切なことは、応募企業が求める書類を作れるかどうかですから、それだけを意識しておきましょう。

選考期間は1~2週間が普通

書類を送付してから結果が出るまでには、1~2週間くらいが目安となります。
早ければ2~3日で連絡が来ることもありますし、遅ければ1ヶ月近くかかることもあるようです。

2週間経っても音沙汰がない場合は、確認の連絡を入れると良いでしょう。

【電話の場合】

先日、御社の求人に応募させていただいた○○と申します。
選考結果についてお伺いできればと思い、ご連絡させていただきました。

急かすようで申し訳ございませんが、選考結果はいつまでに教えていただけますでしょうか?

【メールの場合】

いつもお世話になっております。
先日、御社の求人に応募させていただいた○○と申します。

書類選考の合否につきまして、いつまでにご連絡を頂けるか教えていただくことは可能でしょうか?

このような催促のメールを差し上げてしまい、大変申し訳ございません。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

書類選考はスピード感が大切なので、ダメなら気持ちを切り替えて次の企業へ応募していきましょう。

書類選考の通過率をアップさせる2つの方法

自分のキャリアや経験を活かせる企業へ応募する

企業の採用担当者が応募書類から知りたいことは、「募集職種で役に立つ人材かどうか」ということです。
どれだけ素晴らしい経歴を持っている人でも、その企業で求められていないタイプなら落とされてしまうでしょう。

だから、「企業が求めているもの」と「自分が提供できること」とを理解して、それらが合致する企業へ応募することが大切です。
これを意識するだけでも、書類選考の通過率は飛躍的にアップしますよ。

そのためには、企業研究と自己分析が欠かせません。
この2つを行わないことには、的外れな応募を繰り返すことになるでしょう。
少し時間は掛かりますが、必ず行うようにしてください。

詳しいやり方については、以下のページで紹介しています。

分かりやすく読みやすい書類を作成する

企業が求人を募集すると、かなりの数の応募があります。
人気の企業であれば、数百人の応募が殺到することも珍しくありません。

それだけの応募書類が届くわけですから、1通1通、時間をかけて読んではいられないですよね。
1通あたり10~30秒くらいの時間で、合否を決められてしまうわけです。

だから、分かりやすさと読みやすさを意識しないといけません。
アピールしようとして多くの情報を詰め込んでも、そもそも読んですらもらえないでしょう。

パッと見で必要な情報を知ることができるように、コンパクトに経歴やスキルをまとめないといけません。
できるだけシンプルに端的に書くようにすれば、採用担当者に興味を持ってもらえる書類になるはずです。

読みやすい応募書類の作り方は、以下のページが参考になると思います。

転職エージェントなら書類の通過率は圧倒的に高い

自分の力だけで企業が求める書類を作成するのは、なかなか難しいと感じるかもしれません。
自分の強みが分からない人もいますし、企業研究も個人でやるのには限界があると思います。
仕事をしながらの転職活動だと、そもそも時間が無い人もいるでしょう。

少しでも書類選考の通過率を高めるなら、転職エージェントを利用してください。
専門のキャリアアドバイザーによるカウンセリングを受ければ、自分の経歴やスキルを簡単に整理することができます。

また、それぞれの企業に合わせた書類の作成方法もレクチャーしてもらえます。
転職エージェントを利用してから、書類選考の通過率が80%を超えたという人も珍しくありません。

そもそも、転職エージェントからの紹介だと、いきなり面接へ進める企業もあったりしますね。

自分一人での転職活動が不安であれば、プロの力を使ってみてください。
その方が、圧倒的に効率が良くなるはずです。

以下の転職エージェントは、実績が高いので自信をもっておすすめできます。
ぜひ登録してみると良いでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手のリクルートエージェントです。
人材業界で50年以上もの実績があるため、全国の様々な企業と太いパイプを築いています。

保有している求人の90%が非公開となっており、その数は10万件以上です。
業界でもトップクラスの求人数ですから、自分に合った企業と出合える可能性は高いでしょう。

また、キャリアアドバイザーの質が高いのも特徴ですね。
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最新の業界情報や転職動向にも詳しいですし、過去に膨大な転職実績もあるので、的確にキャリア相談に乗ってもらえます。

土日祝や平日20時以降も対応可能なので、仕事が忙しくても利用できますよ。
リクルートエージェントは、確実に登録しておいてください。


マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビは、1973年に創業された人材サービスを主業務とする会社です。
人材業界ではかなりの老舗企業なので、取り扱っている業種や求人量は業界でもトップクラスとなっています。

特徴としては、20~30代の転職サポートに強いことですね。
首都圏や関西エリアだけでなく、名古屋や福岡、札幌などにも拠点があるため、全国の求人に対応しています。

業界ごとに専任のキャリアアドバイザーがいるので、専門的な情報を得ることができるでしょう。
また、企業の人事担当者とやりとりするアドバイザーもいますから、職場ごとの雰囲気なども掴むことができます。

かなり評価の高いエージェントなので、登録しておいて損はありません。

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