無職が就職を目指すなら資格を持っておくと有利!無職が取得するべき資格とは?

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無職が取得するべき資格とは?

「どうせ無職の俺には・・・」といって、就職を諦めている方は世の中に数多くいます。
新卒ならまだしも、中途採用で内定をもらおうとすると、経験が無ければ色々と難しい部分がありますね。

でも、早く就職活動を始めなければ、年を取るごとに正社員になるのが難しくなるでしょう。
無職のままで30歳を過ぎてしまったら、就職するのは絶望的となってしまいます。

しかし、闇雲に就活をしても、上手くいかないのも事実です。
焦って活動しても失敗してしまって、モチベーションが下がってしまっては意味がありません。

無職から就職するためには、何かしらの資格を持っておくのがポイントです。
職歴が無くても資格があればフォローできますし、必要としてくれる企業も多くなります。

ここでは、無職が就職をするために取得しておくべき資格について解説します。

無職が就職するためには

職歴無しの無職は面接でアピールすることがない

そもそも、なぜ無職は就職において不利なのでしょうか。

その一つとして、職歴が無いということが挙げられます。
就職活動では、それまでの社会人経験、スキルを活かして、その会社でどう活躍できるかをアピールしなければなりません。

しかし、無職の方は職歴がないため面接においてアピールできることがないのです。
成人しても定職に就いていなければ、人間性にも問題があるかもと評価されるため、かなりのマイナス印象となってしまいます。

無職のマイナスを払拭できるようなアピールがないと、正社員として就職は難しいといえるでしょう。

仕事への熱意をアピールしても職歴がある人と比較されると厳しい

もちろん、企業側も無職の方に対して、ポテンシャル層として選考をしてくれることもあります。
無職が就職をする際に大事なのは「働きたいという熱意」とよく言われますが、もし同じ時期に選考を受けている方が職歴がある場合、どちらが採用される確率が高いでしょうか。

おそらく、職歴がある人が採用される可能性のほうが高いでしょう。
ましてや就職活動をしている時点で一定の熱意も持っているはずなので、職歴がある人と比較されてしますとまず選考に受かることができないのです。

あえて無職を選ぶ企業は少ないので、企業があなたを選ぶ理由がないといけません。

無職の間に何をしていたのかという説明を求められる

加えて、無職であるということ自体が、悪いイメージを持たれているのも日本社会の辛いところです。

無職=怠惰、だらしないというイメージが先行しているため、「そもそもなぜ無職なんかに?」「無職の間は何をしていたの??」という詰問にあうことは避けられません。

その際に何もしていないとなると、イメージはさらに悪くなり採用される可能性は限りなくゼロになってしまうでしょう。

特に、日本の企業は職歴の空白期間を嫌います。
新卒で就職して働くのが当たり前の認識なので、無職・フリーターで何もしていないとなると、毛嫌いする企業が多くなりますね。

いかに企業側が納得できる理由を説明できるかが、最大のポイントとなるでしょう。

資格を持っていればアピール材料になる

資格の勉強を理由にすれば無職の言い訳になる

これらの点から考えるに、無職が何かしら武器を持たなければ就職が難しいことが分かっていただけたのではないでしょうか。
そして、その武器として最適なものの一つが資格なのです。

まず、無職期間に何をしていたか問われた際に、資格の勉強をしていたと答えることができます。
資格取得に集中するために仕事をしないというのは合理的ですし、むしろ真面目さをアピールすることにもつながり、無職であったことへのイメージも一変するでしょう。

単に「勉強していました」といっても、それが嘘か本当かは分かりません。
しかし、資格という形があるものを取得することで、無職期間中の努力の証を証明することができます。

一定の知識の証明になるので戦力として期待される

また、資格を持っているということは、その資格の分野に関して一定の知識を有していることの証明です。

職歴は本人の言い分で何とでも誇張できてしまいますが、資格の保有は誤魔化しが利きません。
そのため、企業によっては資格保有を職歴と同等に尊重するケースもありますので、戦力として期待され、選考に受かりやすくなるのです。

応募企業の業務に関連する資格を持っていれば、確実にプラス評価をしてもらえるでしょう。

難関資格を取得すれば有名企業に入れることもある

いわゆる難関資格を取得することは、能力を証明することにさらに有効です。
特に、学歴や頭の良さを重視する有名企業では、難関取得を持っていることを高く評価してくれるケースもあるため、難関資格を持っていることで有名企業に入れる可能性さえ出てきます。

もちろん、それだけ難易度が高くなるので難しいですが、挑戦してみる価値は十分にあるはずです。
無職から一発逆転を狙うのであれば、難関資格の取得を目指しましょう。

無職が資格を取るときに注意するべきこと

自分が目指す業界に適した資格を取得する

ただし、無職が資格を取るときに注意すべきことがいくつかあります。

まず一つが、何の資格を取得するか吟味すべきという点です。
世の中には無数とも思えるほどの資格がありますが、あらゆる業界・企業で認められる資格は存在しません。

そのため、まずは業界分析を行い、自分が行きたい業界に目星をつけましょう。
行きたい業界が決まったら、その業界もしくは会社で役に立つであろう資格を取得することです。

目指す業界の求人票をいくつか見れば、応募資格の必須条件・歓迎条件に求める資格が海底あるはずですので参考にしてください。

せっかく頑張って資格を取ってみたものの、就職活動を始めてみてその資格が活きない業界を目指すことになったら本末転倒です。
しっかりと方向性を定めてから、資格の取得目指すようにしましょう。

資格の勉強を口実に就活をサボってはいけない

また、無職の方が資格の話をするときによくあるのが、資格の取得といいながら実はただ就職活動をしたくないというケースです。

そういう人は、結局資格の勉強に身が入らず、ダラダラダラダラと無職の期間だけが延びていきます。
結局めぐりまわって自分の首を絞めるだけですので、資格の取得をする気がないなら、早め早めに就職活動を始めてしまいましょう。

資格取得は就職の手段なので目的としてはいけない

資格は大きな武器になるとは言いましたが、資格取得はあくまで就職の手段の一つにしか過ぎません。
資格を取得すればそのまま必ず就職できるわけではありませんので、資格取得だけに没頭し、燃え尽きてしまわないように気を付けてください。

あくまで資格取得をしたうえで、理想の就職活動を成功させることがゴールです。
資格を目的化してしまうと、どこかに就職できたとしても仕事に身が入らず、やりがいを感じられないということになります。

難関資格を目指して不合格になると時間が無駄になってしまう

難関資格を保有していると有名企業に就職できる可能性が高まるというメリットを伝えましたが、有名企業に就職できるほどの難関資格は並大抵の努力では取得できないことを忘れないでください。

難関資格の取得には、相当な勉強時間が必要です。
1年どころか、数年かかっても取得できない人がごまんといる世界です。

不合格になり続けてもし30代、40代になってしまった、ということになると就職市場での価値も非常に低くなってしまいます。
「○年で資格を取れないなら諦める」などと、期限を決めておくといいでしょう。

仕事では実務経験が重要視されるので資格が万能だとは思わない

いざ就職できたとした場合、実務において資格はあくまで知識面をカバーするためのものです。

結局、仕事は実務経験が重視されます。
実際に仕事をしてみると、知識だけではどうにもならないことがいかに多いかが分かるでしょう。

しかし、あまりにも資格に頼りすぎている人は、資格を万能だと思い込み、資格を持っている理想の自分と実務ができない自分とのギャップに心がやられてしまいます。

会社に入ってからも勉強は続きますから、常に新しいスキルを身に付ける向上心が必要です。
何事も積極的に吸収して、実務経験を積むための努力を欠かさないことが大切ですね。

就活の際に武器となるおススメ資格

介護福祉士

それでは、ここからは就活の際に武器となるおススメ資格について解説していきます。

まず一つ目が、介護福祉士です。
介護業界は少子高齢化社会の日本では右肩上がりに伸びており、今後も伸び続けていく市場として大いに期待されています。

その介護業界の現場で、非常に役立つのが介護福祉士の資格ですね。
介護福祉士は公益財団法人社会福祉振興・福祉センターが運営する国家資格です。

つまり、国が「介護をするプロフェッショナル」であると公認してくれる資格です。
資格を持っているだけで正社員として採用される可能性が高まるとともに、就職後は資格を持っていない方に比べて給与も高くなる傾向にあるという非常にお得な資格だといえるでしょう。

介護系の仕事は常に人手不足で需要も高いため、職探しに困ることはありません。
資格さえ持っていれば、比較的簡単に就職することができるはずです。

看護師

次の資格も、同じく社会的背景から非常に人手不足となっている看護師資格です。

看護師は夜勤が多く、非常に離職率が高い職業となっています。
公益社団法人日本看護協会が発表した「平成26年度 ナースセンター登録データに基づく 看護職の求職・求人に関する分析報告書」によると、平成26年の看護師の求人倍率はなんと2.79倍です。

厚生労働省によると、平成26年の全体の有効求人倍率が1.09倍ですので、看護師の需要がいかに高いかがわかります。

有効求人倍率は、平成21年の0.47倍から継続的に上昇し、平成26年には1.09倍となった。

引用:厚生労働省

また、介護と同じように少子高齢化社会の影響で、今後も病人の数は増えていく一方だと考えると、まだまだ看護師の需要は上がる一方で、資格を取得しておけば働き口に困ることはなさそうです。

TOEIC600点以上

特殊な資格が続きましたが、次は一般的な事業会社で重宝される英語力についての資格です。
英語の資格は多々ありますが、日本企業の就職に活かすならばTOEIC600点以上を保有しておくのが理想的でしょう。

社員を留学させる会社もありますが、社内選抜の基準としてもTOEICが用いられることも多く、日本の会社では非常に重宝される資格となります。

また、グローバル化は間違いなく今後も進んでいくため、英語を使った仕事はますます増加していくはずです。
TOEICを保有しておけば就職活動に加えて、入社後のキャリアアップも狙える魅力的な資格だといえますね。

日商簿記2級

次も、非常に汎用性のある資格としておススメしている日商簿記2級です。

日商簿記2級は、未経験からでも経理職として採用する基準としてよく使われています。
経理はどこの企業でも必ず必要な職種であり、特殊性も高いため慢性的に人手不足になりやすい職種です。

即戦力が見つかりづらい職種であるため、頻繁に未経験でも「日商簿記2級を保有していればOK!」という求人をみかけます。

また、日商簿記2級は難易度がそれなりに高いため、地頭が良いという証明に加え、数字に強いという証明もできるお得な資格です。
仕事をする上で数字に強いことはどの職種でも非常に重宝されるため、就職にとても有利になります。

宅地建物取引主任者

最後が、不動産業界に、とりわけアパートやマンションの売買取引や仲介業務を専門として宅地建物取引業で大きく価値を発揮する宅地建物取引主任者の資格です。

宅地建物取引主任者は非常に難しい資格にも関わらず、宅建業では専任の宅地建物取引士を事務所に常駐させなければなりません。

そのため、宅建業で就職をしようと思ったら、この資格を持っていることで就職できる可能性がぐっと高くなるのです。

無職から就職するなら就職エージェントを利用しよう

これまで就職に有利な資格を紹介してきましたが、それだけでは万能とはいえません。
資格を持っている人は他にも大勢いますし、それだけで差別化するのは難しいからですね。

優良企業に就職するためには、資格に加えて人間性などのプラスアルファのアピールが必要となります。
また、入社してからのビジョンなど将来性などを評価する企業も多いために、かなり戦略的に考えていかなければ就職は難しいわけです。

そこで、就職エージェントを利用することをおススメします。
キャリアアドバイザーが担当についてくれるため、非公開求人の紹介から応募書類の作成、面接対策といったことを全て行ってくれるわけです。

面接時にアピールするべきことなども考えてもらえますし、企業側に推薦文なども書いてくれたりと、至れり尽くせりのサービスをしてもらえます。
自分一人で活動するよりも、圧倒的に有利に就職活動ができますよ。

以下のエージェントは、実績が豊富で当サイトでも人気です。
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就職Shop

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未経験歓迎の求人ばかりですから、フリーターやニートであっても問題なく採用してもらえるはずです。

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関東・関西圏での就職なら、利用してみると良いでしょう。


ハタラクティブ

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